FC2ブログ
2011年11月09日 (水) | Edit |
1932年アメリカ映画モノクロ作品。
孤島に流れ着いた男女が狂った貴族に人間狩りを受けるサスペンス。

座礁し大破した船から、辛うじて近くの島にたどり着いた、高名なハンターであるボブ
ボブが島をさまよっていると、大きな要塞風の建築物が。
大きな扉をノックしたところ現れたのは、唖の大男の使用人イヴァンと屋敷の持ち主でロシア貴族の大金持ちザロフ伯爵
ボブがハンターであることを知っていたザロフ伯爵は大いに喜び、ボブを歓待します。同じように船の座礁から、屋敷に数日間滞在していたマーティンとイヴの兄妹とも知り合いになったボブ。
夜、ボブが部屋で眠っていると、イヴが訪ねてきます。そして、ザロフ伯爵のもとにいった兄が帰ってこないから、一緒に探して欲しいと言います。ボブは、イヴと共に屋敷を探しますが、屋敷には誰の姿もありません。
屋敷の伯爵の獲物コレクション部屋が怪しいとにらんだ2人が中に入ってみると、なんと人間の首が飾られていました。伯爵の狂気を感じ取った2人は、逃げ出そうとしますが、運悪く伯爵に見つかってしまいます。
伯爵に囚われた2人は、最も危険な遊戯を強要されます。それは、真夜中から夜明けまで、伯爵の人間狩りから逃れることができたら生かして帰すが、逃れられぬ場合は死が待っているというものでした……

参考動画リンク

製作、メリアン・C・クーパー、デイヴィッド・O・セルズニック
監督、アーネスト・B・シュードサック、アーヴィング・ピシェル
脚本、ジェームズ・アシュモア・クリールマン
撮影、ヘンリー・ジェラード
音楽、マックス・スタイナー
出演、ジョエル・マクリーフェイ・レイ、レスリー・バンクス、ロバート・アームストロング、ノーブル・ジョンソン、スティーヴ・クレメント

メリアン・C・クーパーアーネスト・B・シュード・サックは、1933年に特撮映画の名作「キング・コング」を撮っています。
音楽のマックス・スタイナーは、「男の敵」でアカデミー音楽賞受賞しています。他にも「風と共に去りぬ」「カサブランカ」などの名曲を作っています。
ジョエル・マクリーは、ヒッチコックの「海外特派員」、ペキンパーの「昼下がりの決斗」などの代表作があります。
フェイ・レイは、ご存知「キング・コング」のヒロインです。

人間狩り(マン・ハント)の映画です。
逃げ場のない孤島で行われていた恐ろしい遊戯。ミステリータッチで進んでいく物語は、観るものの興味をそらさず、一気にラストまで観ることができます。さすが「キング・コング」を製作したスタッフです。楽しんで狩りをする人間の行為に対する残酷性にも言及しており、考えさせられる内容でもあります。
マン・ハントにはもう一つ意味があります。女性が男性をものにするという意味です。その意味では、フェイ・レイ演じるヒロインは、見事にマン・ハントに成功しています。いくら腕のいいハンター(男性)でも天性のハンター(女性)には、かないませんからね。


スポンサーサイト



テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2010年05月05日 (水) | Edit |
1931年~1932年イギリス作品モノクロ。
1931年「スキン・ゲーム」1932年「リッチ・アンド・ストレンジ おかしな成金夫婦」1932年「第十七番」の3作を収録したヒッチコック監督の初期作品集。

『スキン・ゲーム』(約79分)

成金で事業家のホンブロワ家に、所有している土地を売った上流階級のヒルクリスト家。しかし、ホンブロワ家の当主は、ヒルクリスト家との土地売買時の約束を破り、昔からその土地に住んでいる借地借家人のジャックマン夫妻を、追い出そうとします。このままだと住む所と故郷を失ってしまう貧しいジャックマン夫妻は、ヒルクリスト家に泣きつき助けを求めます。それを聞き、義憤に駆られたヒルクリスト家の当主は、ホンブロワ家の当主に対し抗議しますが、全く聞き入れてもらえません。ホンブロワ家は、村に工場建設の計画を立てており、どうしても土地を入手しなければならなかったのです。そして、ヒルクリスト家をあざ笑うかのように、どんどんと金にものをいわせて、村の土地を買い占めていきます
工場ができれば、美しい環境や伝統が失われてしまう事に危機感を抱いたヒルクリスト家は、ホンブロワ家との対決を決意。ヒルクリスト家婦人は、ドーカーと言う男に命じ、ホンブロワ家の弱みを調査させます
そして、村の土地の競売の日、ヒルクリスト家は、ホンブロワ家の土地買占めを阻止する為、密かに代理人を立て、土地の競り落としを画策しますが……

スキンゲーム参考動画リンク

キャスト/スタッフ
製作、ジョン・マックスウェル
監督、脚本、アルフレッド・ヒッチコック
原作、ジョン・ゴールズワージー
脚本、アルマ・レヴィル
撮影、ジョン・コックス
出演、エドマンド・グウェン、ジル・エズモンド、ジョン・ロングデン、C・V・フランス、ヘレン・ヘイ、フィリス・コンスタン、フランク・ロウトン

『リッチ・アンド・ストレンジ おかしな成金夫婦』(約80分)

毎日、満員電車に揺られ会社に行き、家に帰っては同じような飯を食うという、貧乏都市生活に疑問を感じていたフレッド。妻エルマーと飼い猫との生活にも、いまいち楽しみが見いだせません。フレッドは、もっと人生を楽しまなければ生きてる意味がないと考え、いつしか世界中を旅行しながら生活する事を夢見るようになっていました。
そんなある日、金持ちの叔父から生前贈与を受けることになり、フレッド夫婦は念願の大金持ちに
そして、かねてよりの夢だった、世界旅行に出発します。
ロンドンから豪華客船で、英仏海峡を渡りパリへ。パリからマルセイユ。マルセイユからトルコと旅行を進めていくうちに、フレッドはプリンセスと呼ばれる美しい女性と、エミリーは紳士の船長と、お互いに惹かれあっていきます。
そして、スエズ運河を越え、東洋へと船が進んでいく頃には、フレッド夫婦の間には溝ができ……

リッチ・アンド・ストレンジ参考動画リンク

キャスト/スタッフ
製作、ジョン・マックスウェル
監督、アルフレッド・ヒッチコック
原作、デール・コリンズ
脚本、アルマ・レヴィル、ヴァル・ヴァレンタイン
撮影、ジャック・コックス、チャールズ・マーティン
出演、ヘンリー・ケンドール、ジョーン・バリー、ベティ・アマン、パーシー・マーモント、エルシー・ランドルフ

『第十七番』(約61分)

十七番地にある大きな空き家。深夜にフォーダイスと言う男がこっそりと入っていきます。目的は分かりませんがきちんとした身なりの男です。誰もいないはずの空き家。しかし、そこには誰かのいる気配が。慎重に階段を進むフォーダイス。
すると驚いた顔の汚らしい男が。その男はベンという浮浪者でした。ベンは寝床を探して侵入していただけでした。
しかし、空き家には、もう1人、人のいる気配が。
ベンとフォーダイスは、恐る恐る2階へ。
すると階段をあがったすぐの場所に、殺されたばかりの男の死体が転がっていました。
ベンが死体を調べると、ボケットに拳銃と謎の電報が入っていました。電報は十七番地で、密かに何かの取引が行われるかのような内容です。電報を読んでいると、階上から人の動く音がし、突然上から女が落ちてきます。その女は隣家の娘で、この空き家に向かった父親を心配してやってきたといいます。
ベンは男の死体があることを説明し、その娘を連れて、死体のあった場所に行きますが、死体はキレイさっぱり消え去っていました
何が起こっているか分からないまま、今度は玄関に3人の訪問客が現れます。2人の男と唖の女で、物件の下見に来たというのですが……

キャスト/スタッフ
製作、ジョン・マックスウェル
監督、脚本、アルフレッド・ヒッチコック
脚本、アルマ・レヴィル、ロドニー・アクランド
撮影、ジャック・コックス
出演、レオン・M・ライオン、アン・グレイ、ジョン・スチュアート、ドナルド・カルスロップ、バリー・ジョーンズ、ゲーリー・マーシュ

脚本のアルマ・レヴィルは、ヒッチコックの奥さんだった人です。編集なども手がけていました。
「スキン・ゲーム」でホンブロワを演じたエドマンド・グウェンは、「三十四丁目の奇蹟」「ハリーの災難」などに出演しています。「三十四丁目の奇蹟」では、アカデミー助演男優賞も受賞しています。
「第十七番」でに出演していたバリー・ジョーンズは、「戦慄の七日間」という傑作に教授役で出演しています。

ひとつのディスクに、イギリス時代のヒッチコック監督作品が3作品収録されているというお得感溢れるDVDです。
まだまだ雇われ監督といった感じで、後の作品に比べると、クオリティが劣る事は否めませんが、ヒッチコックタッチの萌芽のようなものが垣間見れて、とても興味深いです。
まず『スキン・ゲーム』ですが、上流階級の偽善と、人が争いの中で大義を見失っていくさまを描いています。善悪がごちゃまぜになった内容で考えさせられますが、どっちつかずという感じもするかもしれません。ヒッチコックらしくない作品です。
次は『リッチ・アンド・ストレンジ おかしな成金夫婦』ですが、この作品は、ヒッチコック自身のお気に入り映画だそうです。ユーモアと恋愛に船旅や異国情緒を絡め、なかなか盛りだくさんの内容です。ラストで、フレッド夫婦が、中国人の食事をガツガツ食べた後、その材料をみて驚愕するシーンが面白いです。
最後に『第十七番』ですが、光と影でのスリラー的雰囲気の醸成が抜群で、後のヒッチコックの片鱗を垣間見ることが出来ます。暴走する機関車のスペクタクル的展開もヒッチコックらしくて素晴らしいです。ですが、ストーリーが尻すぼみで、キャラクターや展開に難があるので、作品としては、そんなに面白くないかもしれません。はっきりいうと、ごちゃごちゃしすぎです。
以上3作品の紹介と感想ですが、個人的なことをいわせてもらうと、3作品を1つのブログ記事にするのは、結構大変でした。読みづらいかもしれませんが、ご勘弁を。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2008年12月17日 (水) | Edit |
1938年アメリカ作品モノクロ。
ジェームズ・キャグニー主演のギャング映画の傑作。

貧民街の少年ロッキーとジェリー。2人は小遣い欲しさに、鉄道の貨物から万年筆を盗もうとしますが、巡回の鉄道員に見つかってしまい、ロッキーだけが警察に捕まってしまいます。しかしロッキーは、親友のジェリーの事を一切警察に自供せず一人で罪をかぶり少年院へ
それから15年後。
ロッキーはいっぱしのギャングになり、悪徳弁護士フレイザーに預けていた10万ドルを受け取る為、街に戻ってきます。一方ジェリーは神父になっており、貧民街の少年達が境遇ゆえに罪を犯すことのないよう力を尽くしていました。再会を喜ぶ2人でしたが、悪徳弁護士フレイザーは街の影の実力者キーファーと組み、10万ドルを横取りするため、ロッキーを殺そうと・・・

予告編動画

監督、マイケル・カーティス
脚本、ジョン・ウェクスリー、ウォーレン・ダフ、ローランド・ブラウン
撮影、ソル・ポリト
音楽、マックス・スタイナー、レオ・F・フォーブステイン
出演、ジェームズ・キャグニーパット・オブライエンハンフリー・ボガート、アン・シェリダン、ジョージ・バンクロフト

マイケル・カーティスはワーナーの職人監督で、他の作品に「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディー」「カサブランカ」などがあります。多数の作品を残し多数の傑作を世にはなった監督です。
マックス・スタイナーは、「キング・コング」「風と共に去りぬ」といった作品で、映画史にも記憶にも残る音楽を創り出しています。
ジェームズ・キャグニー「彼奴は顔役だ」「白熱」などでもギャングを演じており、ギャング・スターとして一時代を築きました。

ジェームズ・キャグニー演じるギャングのロッキーが非常に魅力的です。魅力的すぎて対立軸(善と悪)となるパット・オブライエン演じる神父の存在感が、希薄になってしまっているほどです。ちなみにキャグニーもオブライエンもアイリッシュカトリックで、私生活でも仲が良かったそうです。
貧民街という底辺の環境や周りの影響で犯罪に走ってしまう様をきちんと描き、社会的な視点も持ち合わせている、ただのギャング映画とは一線を画した、娯楽的にも素晴らしい作品です。
関係ないですけど、貧民街の少年達(汚れた顔の天使達)の中に川谷拓三に似ている少年がいて、この少年が何かヘマをやらかしちゃうのでは?と思ってしまったのは、東映ヤクザ映画の観すぎですね。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2008年12月07日 (日) | Edit |
1934年アメリカ作品モノクロ。
ポー原作の黒猫を脚色したホラー。

元役者の冴えない男マックスウェル。野垂れ死にしそうなほどに落ちぶれていたところを、マイヤーショルツ博士に拾われ、住み込みで助手として働いています。
マイヤーショルツ博士は、医者でもありますが、実は人体蘇生を研究しているマッドサイエンティストでもありました。
人体実験のためフレッシュな死体が必要になった博士は、助手のマックスウェルに命じ、検視官の変装をさせ、モルグ(死体置き場)に死体を盗みにいかせます。そこで若い娘の死体を見つけた(なぜか博士もついて来ている)2人は、若い娘の死体に蘇生のクスリを注射し、その場で死体の肢体をもみほぐし・・・

予告編動画

製作、ルイス・ソニー
製作、監督、ドゥエイン・エスパー
原作、エドガー・アラン・ポー
脚本、ヒルデガルド・スタディ
撮影、ウィリアム・トンプソン
出演、ビル・ウッズ、ホレイス・B・カーペンター、テッド・エドワーズ、フィリス・ディラー、テオ・ラムジー、ジェニー・ダーク

スタッフ・キャストと特記する事はありません。

この映画の見方というのは、おそらくギャグとして観るというスタンスだろうと思います。あまり真面目に観るもんじゃないです。
大仰な演技に爆笑してもいいし、何だか取り散らかったストーリーに呆れてもいいです。
なかでも個人的に面白かったのは、スーパーアドレナリンを注射されて、獣のようになってどこかへ消えていった中年男(以降出演せず)と猫の目玉を繰り抜き、ブドウのようだと言いながら食べてしまう主人公のシーン(自分自身の目玉を食べた夏侯惇のよう)でした。
あと合間合間に精神病の説明の字幕が挿入されるのですが、おそらく、俗悪だという批判をかわすためでしょう。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2007年07月18日 (水) | Edit |
1931年のドイツ映画。
フリッツ・ラング監督の初めてのトーキー作品であり、歴史に残る傑作です。

口笛を吹く謎の連続幼女殺人犯がベルリンに出没します。
その存在に、市民の間に不安と疑心暗鬼が漂います
そんな中、新聞社に犯行声明文を送りつける犯人
警察も威信をかけ、躍起になって徹底捜査しますが、なかなか手がかりがつかめません。警察の暗黒街に対する捜査も厳しく行われ、とばっちりを喰った暗黒街の住人達は、独自に犯人探しを始めます。暗黒街の住人達は、怪しまれないように、浮浪者や物乞いを組織し、賞金を懸け、あらゆる通りを見張らせます。その目論見は成功し、とうとう犯人は、その見張りの網にかかってしまいます。決め手は盲目の爺さんが覚えていた口笛のメロディーでした。見張りの1人に、背中に目印としてM(殺人者のM)の字を書かれた犯人は、街中を逃げ回りますが、数多くの見張りに追いかけられ、ビルの中に追い詰められてしまいます。

予告編動画リンク

製作、シーモア・ネベンザル
監督、フリッツ・ラング
脚本、テア・ファン・ハルボウ
撮影、フリッツ・アルノ・ヴァークナー
出演、ペーター・ローレ、オットー・ヴェルニケ、グスタフ・グリュントゲンス、テオ・リンゲン、テオドール・ロース

フリッツ・ラングは、「ニーベルンゲン」「ドクトル・マブセ」「メトロポリス」など、傑作を次々と生み出した監督です。
脚本のテア・ファン・ハルボウは、フリッツ・ラングと結婚していました。
ペーター・ローレ演じる異常殺人犯は一度観ると忘れられない印象を残します。

殺すことを、自分ではやめる事のできない精神異常の犯人・・・。映画では、その責任能力にも言及します。責任能力の無い人間は法で裁くことは出来ないと・・・。そして、子供を殺された母親の独白で映画は終わります。「私達の子供は生き返らない。誰かが子供達に、もっとしっかり注意を向けていたら。あなた方が・・・」
今も通じる問題で、深く考えさせられました。一体どうすれば、いいのだろう・・・。
第一次世界大戦後に立て続けにドイツに現れた、実在の殺人鬼を参考にした映画です。カール・グロスマンフリッツ・ハールマン、そして、ペーター・キュルテンなどです。どういう殺人を犯したかは、各々がお調べください(笑)


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2007年06月05日 (火) | Edit |
1936年のイギリス映画です。
SF映画の古典です。
ファシズムが吹き荒れてた世相もあって、なんだか迫力と緊迫感のある名作です。

内容は、1940年~2036年までの人類の変遷が描かれています。
1940年のクリスマスに戦争が勃発し、それが1970年まで続きます。
流行る不治の疫病戦乱に乗じて台頭した独裁者。その間に人類の文明は疲弊し荒廃します
人類は、ほとんど文明を失いつつあります。
しかし、突然やってきた、高度な科学力を持つ平和の国からの使者の働きによって、遂に人類は平和を取り戻し、文明を進化させていきます。
そして、2036年。
人類は未知なる月、宇宙へと挑戦します。

http://jp.youtube.com/watch?v=eUlRuiZ_68Q

製作、アレクサンダー・コルダ
監督、ウィリアム・キャメロン・メンジーズ
原作、脚本、H・G・ウェルズ
脚本、ラヨス・ピロ
撮影、ジョージ・ペリナル
音楽、ミュア・マシースン
出演、レイモンド・マッセイ、エドワード・チャップマン、ラルフ・リチャードソン、マーガレッタ・スコット、アン・トッド

SF小説で有名なH・G・ウェルズの原作で、本人が脚本も担当しています。

映画の中の、戦争に関わるシークエンスの不気味さ迫力、そして恐さは、やはり当時を反映してのことでしょうね。
あとは、不治の疫病にかかった人間が、両手をつきだしてヨロヨロと歩く姿が、ゾンビっぽかったです。
細かい粗や理屈は抜きにして、今でもしっかりと観られるというのは凄い!と素直に思いました。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2007年04月26日 (木) | Edit |
まだ、ハンフリー・ボガートがスターになる前の、ギャング映画です。
分類してあるように30年代の映画です。正確に言うと1936年の映画です。アメリカの大統領のルーズベルトが再選した年です。

砂漠の真ん中にある、寂れたガソリンスタンド兼安食堂に、気ままに旅するヒッチハイカーがたどり着きます。そのヒッチハイカーは作家でアランと言う名前です。
寂れたガソリンスタンド兼安食堂には、愛国者で頭の固い父、詩と絵が好きな美しい娘、何度も同じ話をする爺、バイトの頭の悪そうなマッチョの男、デブの女コックがいました。
バイトのマッチョは娘に好意を寄せています。
アランと娘はお互いに何か通じ合うものを感じます。娘の名はガブリエルです。アランとガブリエルは、一目でお互いに恋に落ちていました
だけども、アランは、ガソリンスタンド兼安食堂にいた金持ちの車に乗せてもらう事にして、すぐに旅に出てしまいます
しかし、その車が偶然に、逃亡中のデューク率いる凶悪犯一味に強奪されてしまいます
アランは徒歩でガソリンスタンド兼安食堂まで戻りますが、そこは、デューク一味に乗っ取られていました。
自警団で出かけていた父親以外の全員(アラン含む)が人質になり監禁されてしまいます

監督、アーチー・L・メイヨ
原作、ロバート・シャーウッド
脚本、ロバート・ケニヨン、デルマー・デイブス
撮影、ソル・ポリート
出演、レスリー・ハワードベティ・デイビスハンフリー・ボガート、ディック・フォラン、ジョセフ・ソーヤー

凶悪犯を演ずるハンフリー・ボガートの演技は、迫力があります。実在のギャングを参考に役作りをしたそうです。
娘のガブリエルを演じる名女優ベティ・デイビスがまだ若いです。

ストーリーは、恋愛メロドラマ要素が強い感じがします。
主人公のアランが、少しキザな感じでいまいち共感出来ませんでした。旅人なのは良かったのですが・・・。
映像特典が、アニメなどや当時のニュース映像が付いていて興味深かったです。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画