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2007年04月29日 (日) | Edit |
ネオフィルムノワールの傑作です。
銃爪と書いて引き金と読みます。

凶悪強盗殺人犯の男2人。黒人でIQ150以上のプルート白人で頭の悪いレイ。そして、レイの彼女で黒人のファンタジア。その3人が、ロスで現金とコカイン強奪をします。凶悪な男2人は、目撃者を全員容赦なく殺す無法ぶりです。しかし、女のファンタジアは、小さな子供を見逃します。
ロスの警察は、現場に残っていたテープでレイとファンタジアの故郷を掴みます。そこで、そこの田舎町の警察署長デールに協力を頼み、2人の刑事を派遣します。
一方、凶悪犯の3人は、コカインを売りさばいて逃亡する計画でしたが、コカインを売るはずの男が1日遅れて、その間にファンタジアが故郷に帰りたいと言うので、2人の男は、先に故郷に向かわせます。
しかし、ファンタジアの故郷には、元恋人の警察署長のデールがはりこんでいました。ファンタジアはデールに捕まります。そこで、デールは女に仲間を裏切るようにさせますが・・・。

製作、ジェシー・ビートン、ジョン・マイロン
監督、カール・フランクリン
脚本、ビリー・ボブ・ソーントン、トム・エバーソン
撮影、ジェームズ・L・カーター
出演、ビル・パクストン、シンダ・ウィリアムス、ビリー・ボブ・ソーントン、ジム・メッツラー、マイケル・ビーチ

カール・フランクリンは、「青いドレスの女」でもフィルムノワールを撮っています。
ビリー・ボブ・ソーントンは脚本もこなす役者で、アカデミー脚本賞も獲っていますし、役者としても評価の高い人です。アンジェリーナ・ジョリーの元旦那でもあります。
ビル・パクストンは前に紹介した「フレイルティー」の監督です。サム・ライミ監督作の「シンプル・プラン」でも、ビリー・ボブ・ソーントンと共演してました。

ラストに向け、静かに盛り上がっていく展開で、緊迫感もあり、人間ドラマもありで、いい映画を観たなぁと素直に思える作品です。意外なラストもいいですよ。
個人的に好きな映画です。
おすすめです


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2007年04月28日 (土) | Edit |
ミステリー要素の濃いホラー映画です。「恐怖の足跡」という映画に出てくる白塗りの人間達が、人肉を食べるようになったという感じのゾンビがでてきます

女の一人称で語られる映画です。
父親から来る手紙が変なので、娘のオーレッティが、父のアトリエがあるポイント・デューンという町を訪ねます。
父のアトリエには誰も居らず、父の日記を読むと、何かただならぬ事が起こってるようでした。
オーレッティは町で父の行方を尋ね回り、画廊で聞いた情報を元に、ホテルに泊まっている金持ちの男を訪ねます。すると金持ちの男は、浮浪者に町に伝わる伝説を聞いていました。浮浪者は「月が紅くなった時、谷から何かがやってきた。そして、人々は人肉を喰らうようになった」というような事を言っていました。オーレッティは、金持ちの男に父の行方を尋ねますが、全然知りませんでした。金持ちの男は2人の女に囲まれている色男です。
帰り際、オーレッティは、その浮浪者に「父親を愛しているなら死体を燃やすんだ。」と言われます。
その後、浮浪者が何者かに殺され、その影響で泊まる所が無くなった金持ち男と2人の女は、オーレッティの父のアトリエでオーレッティと一緒に生活することになります。
果たして父に何が起こったのか?町に何が?紅い月の伝説の謎とは?

製作、監督、脚本、ウィラード・ハイク
製作、脚本、グロリア・カッツ
撮影、スティーヴン・カッツ
音楽、フィラン・ビショップ
出演、マイケル・グリア、マリアンナ・ヒル、ロイヤル・ダーノ、アニトラ・フォード、ジョイ・バン

ウィラード・ハイクグロリア・カッツは、「アメリカン・グラフィティ」「インディー・ジョーンズ 魔宮の伝説」脚本家です。

画質と音質が悪いですが、そのザラザラ感が恐さを引き立てています。
ネズミを生で丸かじりする謎の男生気を無くし体から出血する無表情な住人達スーパーで生肉をむさぼる住人達主人公の口の中からでてくる黒い虫やウジやトカゲ・・・
どれもが不気味で、悪夢のような幻想的な作品です。


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2007年04月26日 (木) | Edit |
まだ、ハンフリー・ボガートがスターになる前の、ギャング映画です。
分類してあるように30年代の映画です。正確に言うと1936年の映画です。アメリカの大統領のルーズベルトが再選した年です。

砂漠の真ん中にある、寂れたガソリンスタンド兼安食堂に、気ままに旅するヒッチハイカーがたどり着きます。そのヒッチハイカーは作家でアランと言う名前です。
寂れたガソリンスタンド兼安食堂には、愛国者で頭の固い父、詩と絵が好きな美しい娘、何度も同じ話をする爺、バイトの頭の悪そうなマッチョの男、デブの女コックがいました。
バイトのマッチョは娘に好意を寄せています。
アランと娘はお互いに何か通じ合うものを感じます。娘の名はガブリエルです。アランとガブリエルは、一目でお互いに恋に落ちていました
だけども、アランは、ガソリンスタンド兼安食堂にいた金持ちの車に乗せてもらう事にして、すぐに旅に出てしまいます
しかし、その車が偶然に、逃亡中のデューク率いる凶悪犯一味に強奪されてしまいます
アランは徒歩でガソリンスタンド兼安食堂まで戻りますが、そこは、デューク一味に乗っ取られていました。
自警団で出かけていた父親以外の全員(アラン含む)が人質になり監禁されてしまいます

監督、アーチー・L・メイヨ
原作、ロバート・シャーウッド
脚本、ロバート・ケニヨン、デルマー・デイブス
撮影、ソル・ポリート
出演、レスリー・ハワードベティ・デイビスハンフリー・ボガート、ディック・フォラン、ジョセフ・ソーヤー

凶悪犯を演ずるハンフリー・ボガートの演技は、迫力があります。実在のギャングを参考に役作りをしたそうです。
娘のガブリエルを演じる名女優ベティ・デイビスがまだ若いです。

ストーリーは、恋愛メロドラマ要素が強い感じがします。
主人公のアランが、少しキザな感じでいまいち共感出来ませんでした。旅人なのは良かったのですが・・・。
映像特典が、アニメなどや当時のニュース映像が付いていて興味深かったです。


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2007年04月25日 (水) | Edit |
カンヌやベネチアで数々の賞を獲っているミケランジェロ・アントニオーニ監督のロードムービーの傑作です。

アフリカで取材をしていたジャーナリストのデビッド。
宿の隣部屋の身寄りのないセールスマンだと言う男の死体を、デビッドは偶然に発見してしまいます。ロバートソンという名の死んでいた男は、デビッドと背丈も姿もそっくりでした。
デビッドは、死んでいるロバートソンになりすまし、その男の人生を生きることにします。デビッドは自分の人生とロバートソンの人生を取り替えたのです自分の人生の何もかもから逃げるために
ロバートソンが持っていたメモを頼りに空港のロッカーを開けてみると、武器の書類らしきものがありました。すると、二人の男がデビッドに接触してきました。書類を見せろという二人の男に、その書類を渡すと、結構な額の札束をデビッドに手渡しました。なんと、ロバートソンは反政府ゲリラ組織に絡んだ非合法の武器取引をしていたのです。
そのまま札束をいただいたデビッドは、スペインのバルセロナに逃げます。そこで知的で謎めいて魅力的な女と知り合ったデビッドは、その女と一緒に旅をすることにします。
しかし、デビッドの入れ替わりを見抜いた女房、さらには闇の組織が、2人の行方を追跡していたのです。

予告編動画リンク

製作、カルロ・ポンティ
監督、脚本、ミケランジェロ・アントニオーニ
脚本、マーク・ペプロー、ピーター・ウォーレン
撮影、ルチアーノ・トヴォリ
音楽、イヴァン・パンドール
出演、ジャック・ニコルソンマリア・シュナイダー、ジェニー・ラナカー

映画の前半は、現在と過去が交錯する作りなので、頭の弱い僕は、いちいちどっちだっけ?と考えながら観ていました。
ラストの長回しのショット。そして、不思議な結末が、深く心に残ります。
難解な映画なので、何度も観た方がいいかもしれません。
現代に生きる我々の存在は、本当は頼り無いもので、誰なのか明確でないし、自分のことを自分でさえも分からない。では一体何であるのか?真実とは何か?現代における我々の存在を問うているような気がします。
ところで、あまりにも美しい景色が印象的で、1度でいいからスペインに行ってみたくなります


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2007年04月24日 (火) | Edit |
アメリカの名作青春群像劇映画。
1962年のアメリカの片田舎が舞台の、音楽、車、そして若者のドラマです。

大学に入学するため、次の日には故郷を旅立たなければいけない2人の若者。大学に行くのをためらっているカート、大学に希望を見いだしているスティーブ。
そして、その仲間で友達の2人。チビで眼鏡で弱虫のテリー、改造車を乗り回す走り屋のジョン。
この4人の、一晩に起こる出来事を描いた作品です。

製作、フランシス・F・コッポラ、ゲイリー・カーツ
監督、脚本、ジョージ・ルーカス
脚本、グロリア・カッツ、ウィラード・ハイク
撮影、ロン・イヴスレイジ、ジョン・ダルクイン
視覚コンサルタント、ハスケル・ウェクスラー
出演、リチャード・ドレイファスロン・ハワード、ポール・ル・マット、チャールズ・マーティン・スミス、キャンディ・クラーク、シンディ・ウィリアムス、ハリソン・フォード

ルーカスの出世作。ルーカスが、兄貴分のコッポラに頼んで作った映画です。
後に監督となるロン・ハワードリチャード・ドレイファスハリソン・フォードなど、後に大物になる人が勢揃いです。

この映画は、大ヒットし、後の青春映画に多大な影響を与えました「アニマルハウス」「ビック・ウェンズデー」もこの映画の影響下にあります。
当時の音楽当時の車が揃えられていて、それらが、とても効果的に使われています。
青春映画としては、とても有名な映画です。基本ですね。


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2007年04月22日 (日) | Edit |
チャールズ・ブロンソン主演のミステリーアクション映画です。
豪華キャストの作品です。

売れない小説家で元新聞記者のセント・アイブス(名前)
ある日、知り合いの弁護士から仕事を紹介されます。それは、現金の運び屋です。
アイブスは、依頼元の大富豪の家を訪ね、詳しい依頼内容を聞きます。仕事は、盗まれた日誌と引き替えに10万ドルを渡すというものです。報酬は1万ドルで、ギャンブルで金に困っていたアイブスは、引き受けることにします。
アイブスが10万ドルの受け渡し場所のコインランドリーに行くと、なんと、乾燥機の中でグルグルと回っている死体が!
偶然通りかかった警察に捕まったアイブスですが、証拠不十分ということで釈放されます。
怪しんだアイブスは事件を独自に調べる事にしますが、その日誌と関係する人間が次々に消されていきます。さらにはアイブス自身も命を狙われます
はたして、10万ドルの価値のある日誌とは?
そして、日誌に関係する人物を殺したのは誰なのか?

製作、パンチョ・コーナー、スタンリー・S・カンター
監督、J・リー・トンプソン
脚本、バリー・ベッカーマン
撮影、ルシアン・バラード
音楽、ラロ・シフリン
出演、チャールズ・ブロンソンジョン・ハウスマンジャクリーン・ビセットマクシミリアン・シェル、ハリー・ガーディノ

大好きなチャールズ・ブロンソン主演なので、それだけで満足です
ロバート・イングランドジェフ・ゴールドブラムが共にチンピラ役で出演しています。ブロンソンに派手に殴られたり蹴られたりしていますが(笑)。
ラロ・シフリンの音楽がクールでかっこいいです。

僕も歳をとったら、ブロンソンの様な男になりたいです。


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2007年04月21日 (土) | Edit |
ジェームズ・キャメロン初監督作のパニック映画。
邦題は殺人魚フライングキラーですが、原題はピラニア2なので、パニック映画の傑作ピラニアの続編です。

軍が秘かに開発した生化学兵器の人喰い飛び魚が、人間を襲い、その人間の肉を喰いちぎり殺すという内容です。
喰いちぎられる人肉が見所です。
少しお色気もあります。
あと、色情狂のババアには笑えます。
キャラとしては、ダイナマイト漁師も印象的です。
それぐらいですかね・・・。

製作、チャコ・ヴァン・リューウェン、ジェフ・シェクトマン
監督、ジェームズ・キャメロン
脚本、H・A・ミルトン
音楽、スティーブ・パウダー
撮影、ロベルト・デットーレ・ピアッツォーリ
特殊効果、ジャネット・デ・ロッシ
出演、トリシア・オニール、スティーブ・マラチャック、ランス・ヘンリクセン、リッキー・G・ポール、テッド・リチャート

製作のチャコ・ヴァン・リューウェン筑波久子という元女優の人です。
ランス・ヘンリクセンジェームズ・キャメロンと、この頃から知り合いだったのだなぁと思いました。
ジャネット・デ・ロッシが関わってるのは意外でした。←(意外でも無いか・・・)

たまには、もっさりした映画を観ないと息抜きにはなりません。面白い映画ばかり観てると目が肥えてきて、映画を観る幸せが減りますから


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2007年04月20日 (金) | Edit |
近未来SFの傑作です。

2022年のNY・・・人口の爆発的増加で4000万人が住む都市に。
そのうち半数は無職で、街には人間が溢れかえっています
食料や電力も不足しており、ありとあらゆる物が貴重品です。
食料や水は、政府の配給制です。食料はソイレント社の人工食料が配られています。
ある日、金持ちの弁護士の殺人事件が起こります。
その事件を担当した殺人課の刑事ソーンは、ただならぬ陰謀の臭いを嗅ぎ取ります。その殺された弁護士はソイレント社の重役でもあったのです。
ソーンが捜査するうちに、関係者が殺されたり、ソーン自身も命を狙われたりして、ソーンはますます疑惑を深めていきます。
そこまでして守られねばならない、ソイレント社と政府当局の秘密とは何なのか?

予告編動画リンク

製作、ウォルター・セルツァー、ラッセル・サッチャー
監督、リチャード・フライシャー
原作、ハリーハリスン
脚本、スタンリー・R・グリーンバーグ
撮影、リチャード・H・クライン
音楽、フレッド・マイロー
出演、チャールトン・ヘストンエドワード・G・ロビンソン、リー・テイラー・ヤング、チャック・コナーズジョゼフ・コットン

監督のリチャード・フライシャーは、僕が個人的に好きな監督で、「ミクロの決死圏」「絞殺魔」「スパイクス・ギャング」「マジェスティック」などなど、たくさんのいい作品を残しています
エドワード・G・ロビンソンはギャングスターで有名だった人です。
「マッド・ボンバー」の爆弾魔チャック・コナーズが出ています。もちろん悪役です。

見どころが多い映画です。電力不足を自転車をこぐ事で補ったり、暴動鎮圧にブルドーザーが出陣したり、字の読める人間が本と呼ばれていたり、わかい女が家具と呼ばれていたり、ホームと呼ばれる安楽死施設があったりと、印象に残る内容になってます。
ラスト近くに、死体処理場で機械的に人間の死体が処理されていく様子が不気味です。
なんとなく観なくても分かるラストもいいものです。


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2007年04月18日 (水) | Edit |
ヒッチコックの名作。
異常な男に苦しめられるテニスプレーヤーの物語です。

テニスプレーヤーのガイが、列車でファンらしき男に声をかけられます。
ブルーノと名乗るその男は一見人の良さそうな感じに見えます。
ブルーノは驚くほど色々とガイの私生活の事を知っています。結婚していて離婚の話し合いをしている事や、上院議員の娘の恋人がいる事。
まるで、ガイの事を調べたかのように・・・。
そして、ブルーノはガイに交換殺人を持ちかけます。ガイの奥さんとブルーノの父親。ガイの奥さんをブルーノが殺し、ブルーノの父親をガイが殺すという計画です。
ガイは、本気にせず列車を降ります。
しかし、ブルーノはガイの奥さんを本当に殺してきます。そして、ガイに、「次は君の番だ」と迫ります。ガイが断ると、ブルーノはガイをつけまわし「裏切りは許さない」と父親を殺すように執拗に迫ってきます。
ガイは、警察にも疑われ、八方ふさがりに・・・。

製作、監督、アルフレッド・ヒッチコック
原作、パトリシア・ハイスミス
脚本、レイモンド・チャンドラーチェンツィ・オルモンド
撮影、ロバート・バークス
音楽、ディミトリ・ティオムキン
出演、ファーリー・グレンジャー、ルース・ローマン、ロバート・ウォーカー、ローラ・エリオット、レオ・G・キャロル

ヒッチコックは、列車を降りるガイとすれ違いに大きな楽器を抱えて乗るシーンで映画に出ています。
パトリシア・ハイスミスの処女作です。

ブルーノは、犯罪を犯す事が目的のような男で、ただ単に人を殺すことで、自分の可能性を試しているような恐い人間です。だけど、ロバート・ウォーカーの好演で魅力的な悪役になっています。
オープニングの2人の足と靴だけを写したシークエンス。落ちた眼鏡越しに、ゆがんで写る絞殺シーン。エンディングの暴走する回転木馬のシークエンス。
そのどれもが印象的で素晴らしいです。
ヒッチコックの語り口の見事さにはいつも舌を巻いてしまいます。
2枚組みDVDの特典では、イギリス公開版がついていますよ。


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2007年04月17日 (火) | Edit |
SF映画で、観ていないと恥ずかしいくらいの定番の名作です。
どうしても争いをやめない人間達の愚かさが描かれています。

ある日、ワシントンに宇宙船が飛来します。
軍隊が取り巻く中、宇宙船からクラトゥという宇宙人が降りてきます。
「善意で、地球の平和の為に来た」とメッセージを地球人に送りますが、おびえた兵士にあっさり撃たれてしまいます
しかしその後にゴートと呼ばれるロボットが降りてきて、軍隊の装備を目からでるビームで溶かし、軍隊の武装を解除します。
さらに攻撃をしようとしたゴートを、クラトゥが止めます。
地球人は、間違えて撃ってしまったことを詫び、クラトゥを病院に運びます。
病院でクラトゥは、「全世界の人々に話がしたい」と言いますが、政治的な理由で拒否されます。
埒が明かないので、クラトゥは病院を抜け出します。
病院から脱走された政府関係者や軍人は、パニックになり疑心暗鬼におちいります。
そのころ、クラトゥは地球人と触れ合いながら、地球人を理解していきます。少年と仲良くなったクラトゥは、頭のいい科学者の事を教えてもらいます。
その科学者と面会したクラトゥは、自分の目的を伝え、全世界の科学者を集めてもらうようにします。クラトゥがその気になれば、地球など簡単に滅ぼせるという事を地球人に信じさせるため、クラトゥは全世界の動力を三十分の間完全に止めます
しかし、その事に恐怖した地球人は、クラトゥを射殺してしまい・・・。

予告編動画リンク

製作、ジュリアン・ブロウスタイン
監督、ロバート・ワイズ
脚本、エドマンド・H・ノース
撮影、レオ・トヴァー
音楽、バーナード・ハーマン
出演、マイケル・レニー、パトリシア・ニール、ビリー・グレイ、サム・ジャッフェ、ヒュー・マーロウ

ロバート・ワイズ監督は、「ウエスト・サイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」で有名ですけど、SFやホラーも結構撮っています「アンドロメダ・・・」「スタートレック」「死体を売る男」「たたり」「オードリーローズ」などなど・・・。

人型ロボットのゴートの造型が味わい深いです。
なぜか、あっさり撃ち殺されるクラトゥには笑ってしまいます。まあ昔の映画ですから、そういった所には目をつぶってください。
もし、あなたの近くで、ゴートが暴れだしたら「クラトゥ・パラダ・ニクトゥ」と唱えてくださいね(笑)。
「死霊のはらわた3」のアッシュが覚えさせられる呪文も「クラトゥ・パラダ・ニクトゥ」です。知ってる人だけ笑えます。
ちなみに「マニトウ」という映画の呪文は「パナ・ウィッチ・サリトー」です。こっちの呪文は覚えてても意味はありませんが(笑)。


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2007年04月16日 (月) | Edit |
まず、イタリア語音声日本語吹き替えが入ってるのが嬉しいです。
完全版公開版の2つが入っているのも好感が持てます。
原色を多用した色鮮やかな映像威勢のいいゴブリンの音楽。極端なアップ。覗かれているようなショット。革手袋。飛び散る真っ赤な鮮血ダリオ・アルジェント印の傑作です。実は犯人がこっそりと写っている最初の殺人シーンは、面白い趣向だと思いました。つい映画を最初から観かえしてしまいます。
なお、サスペリアの続編ではありません。

内容は説明し辛いので、簡単に・・・。
黒ずくめの謎の人物に、霊能者のおばさんが残忍に殺される所を、偶然にも目撃してしまったピアニストのマーク。
事件現場で知り合った女新聞記者と組んで、真相を探ります。

製作、クラウディオ・アルジェント、サルバトーレ・アルジェント
監督、脚本、ダリオ・アルジェント
脚本、ベルナルディーノ・ザッポーニ
撮影、ルイジ・クベイレル
音楽、ゴブリン、ジョルジオ・ガスリーニ
特殊効果、カルロ・ランバルディジェルマーノ・ナターリ
出演、デヴィッド・ヘミングスダリア・ニコロディ、ガブリエレ・ラヴィア、マーシャ・メリル、エロス・パーニ、グラウコ・マウリ、クララ・カラマイ

ダリオ・アルジェント監督は言わずと知れたイタリアンホラーの大御所なので、言及は避けます。
主演のデヴィッド・ヘミングスは、監督もする俳優で、「ザ・サバイバー」「別れのクリスマス」などの作品があります。

ところで、イタリア映画の調度品ってゴージャスでスタイリッシュなので欲しくなります。部屋も広くて、かなりうらやましいです。
この作品は殺人や人の死ぬシーンが、多種多様で印象的です。
斧で滅多切りして、窓ガラスに顔面ごとクラッシュ熱湯風呂で顔面やけど。歯を硬い角に打ちつけ、弱ったところで首筋にナイフをブスリ。大型車に引きずられ、顔面を他の車に轢かれる。鉄製のネックレスがエレベーターに引っかかり、生首ポロリ
時々なんとも妙なシーン(理屈に合わないなど)がありますが、そこはイタリア映画のご愛嬌ということで・・・。


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2007年04月14日 (土) | Edit |
1973年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の作品です。
アメリカンニューシネマのロード・ムービーです。

偶然出会った2人のヒッチハイカー、マックスとライオン。マックスは6年間の服役明けライオンは5年間船乗りをしていました
2人は、それぞれ目的があります。
マックスはピッツバーグで洗車屋を開業する事。
ライオンは、デトロイトで、1度も会ったことが無い我が子に会う事。
マックスはライオンに、「一緒に洗車屋をやろう」と言い、なんだかウマの合う2人は相棒になります。
マックスとライオンは、まず、デンバーに住むマックスの妹に会いに行きます。
短気なマックスと陽気なライオンの組み合わせがいいです。
刑務所に入れられたりもしますが、目的のために2人は旅を続けます。
2人は共に旅をしながら、絆と友情を深めて行きます

製作、ロバート・M・シャーマン
監督、ジェリー・シャッツバーグ
脚本、ギャリー・マイケル・ホワイト
撮影、ヴィルモス・ジグモンド
音楽、フレッド・マイロー
出演、ジーン・ハックマンアル・パチーノ、ドロシー・トリスタン、アン・ウェッジワース、リチャード・リンチ

ジーン・ハックマンアル・パチーノの演技派の共演です。
ジェリー・シャッツバーグ監督のやさしくユーモラスな演出とヴィルモス・ジグモンドの撮影がマッチした秀作です。
少し切ないですけど、やさしい気持ちになれる映画です。是非観てください。


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2007年04月13日 (金) | Edit |
雰囲気のいいホラー映画です
イタリア映画の良さが味わえる作品です

彫刻の教授、その教授の娘、その娘の専属医師が、水車小屋に住んでいます。
教授の娘は、重い病気で、水車小屋から一歩も外に出ることが出来ません。
ある日、ハンスという若い男が、出版の仕事の為に、水車小屋の彫刻の教授を訪ねてきます。
ハンスは、教授の謎めいた娘を見て、ついつい見とれてしまいます。その娘は美しくグラマーです。
教授は、ハンスに6日程度で仕事を終らせるように条件をだし、水車小屋での作業を許します。
ハンスが仕事をしていると、娘がやってきて、夜にこっそり水車小屋の自分の部屋まで訪ねてきてほしいと頼まれ、水車小屋の鍵を渡されます。
ハンスは言われた通り、夜に忍んで娘の部屋に・・・
部屋に入ると、娘が死んだように眠っています。
目覚めた娘は、ハンスに愛の告白をします。二人はそのまま激しく抱き合います。
その後ハンスは、教授から、娘が重い病気だと知らされます。そして、精神的に負担がかかったり興奮すると発作を起こして命が危険だと言われます。
教授の娘はハンスに夢中で、ハンスに「ここから連れ出して」と言いますが、しかしハンスには、幼なじみの娘がいて、その娘に対する愛に気付き、あっさり教授の娘を振ってしまいます。振られた教授の娘は、ショックで発作を起こし死んでしまいます
ハンスは驚いて水車小屋を飛び出し逃げ帰ります。
しかし、ハンスは罪の意識から、もう一度水車小屋に戻りますが、水車小屋は何事も起こってないかのようです。
娘が死んだ事を教授や医者に訴えますが、取り合ってもらえません。しつこく言っていると、医者に麻薬を飲まされ、ノイローゼに偽装されて、ハンスは入院する羽目になります。
教授の娘は、なぜ死んでいなかったのでしょうか・・・。

監督、脚本、ジョルジョ・フェッローニ
脚本、レミージョ・デル・グロッソ、ウーゴ・リベラトーレ、ジョルジョ・ステガーニ
撮影、ピエル・ルドヴィコ・パヴォーニ
音楽、カルロ・インノチェンツィ
美術、アッリーゴ・エクィーニ
出演、ピエール・ブリス、シッラ・ガベル、ヴォルフガング・プライス、ダニー・カレル、ヘルベルト・ベーム

ジョルジョ・フェッローニ「荒野の一ドル銀貨」「悪魔の微笑み」の監督でもあります。

水車小屋にある、クルクルと音楽に乗って回るリアルな人形が不気味です。リアルで恐ろしい死に様を再現した人形がぎこちなく動きながら回転する様子が、とても気味が悪いです
ラストに、その人形が燃え盛るのですけど、その様子が結構おぞましくて心に残ります
DVDに封入された解説が詳しいので、色々知りたい方は参照してください。


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ジャンル:映画
2007年04月11日 (水) | Edit |
「ワイルド・パーティー」のDVDが2枚組みになったので、哀愁の花びらの紹介を・・

田舎から出てきた大卒の娘アン。
歌の才能のある娘ニーリー。
体で勝負の娘ジェニファー。
その3人の女性が、妖しい魅力と毒気に満ちたショービジネス界で、翻弄され、いつのまにか取り込まれていく様子を描いています。
過酷な現実を生きる女達の哀しい物語です。

生き馬の目を抜くような、ショービジネス界の内幕モノで、女達三者三様の人生を描いた名作です。

製作、デイビッド・ワイスバート
監督、マーク・ロブソン
原作、ジャクリーン・スーザン
脚本、ヘレン・ドイッチェ、ドロシー・キングスレイ
撮影、ウィリアム・ダニエルズ
音楽、ジョン・ウィリアムズ
出演、バーバラ・パーキンス、パティ・デューク、シャロン・テイト、スーザン・ヘイワード、ポール・バーク、トニー・スコッティ

名監督のマーク・ロブソンがメガホンを取っています。

ちなみに、チャールズ・マンソンに殺されたシャロン・テイトが出演しています。殺された時、ロマン・ポランスキー監督の赤ちゃんを妊娠していたそうです。悲惨な殺人で、シャロン・テイト事件と呼ばれています。


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2007年04月10日 (火) | Edit |
画質はあまりよくないです。だけど、TV放映時の吹き替えがついているのは嬉しいですね。
色々と考えさせられる珍しいホラーです。

医者のポールは豪雨の日に車で犬をはねてしまいます。その犬を自宅に連れて帰り治療を施します。犬は妊娠していて、ポールはその犬の胎児だけでも助けようと、胎児を体外に取り出し、人工子宮に入れて成長促進ホルモンを注入します。
試みは見事成功し、胎児はあっという間に子犬になります。
成功に気を良くしたポールは、実験として、さらに成長促進ホルモンを投与し成犬にします。
成犬となった犬は、薬の副作用で並外れて高い知能を有しています。
今度は人間で試そうと、ポールは、知り合いの病院の院長に12週~14週の胎児の入手を頼みます。
運よくポールは、自殺した女の胎児を手に入れ実験を始めます。実験は成功し、胎児は赤ちゃんになります。しかし、成長促進ホルモンの投与を止めても成長が止まらず、どんどん成長の速度が速くなります。
あれやこれや試していたら成長が止まり、その胎児は美しい大人の女になっていました(うらやましい)
その美しい女はヴィクトリアと名づけられます。犬と同じように知能が並外れているので、ポールが教える事をみるみる理解し、才色兼備の女性になります。
当然、ポールとヴィクトリアは肉体関係を持つまでになります(やっぱりね)
しかし、ヴィクトリアの身に異変が・・・。
激しい老化が再び始まり、それを止めるには5~6ヶ月の胎児の脳下垂体液が必要だと、ヴィクトリアは知ってしまいます。
ヴィクトリアは生きるために胎児を探し・・・。

製作、サンディ・ハワード
監督、ラルフ・ネルソン
脚本、アニタ・ドーハン
撮影、フレッド・コーエンカンプ
音楽、ジル・メレ
出演、ロック・ハドソン、バーバラ・カレラ、ロディ・マクドウォル、ダイアン・ラッド、アン・シェディーン

ラルフ・ネルソン監督の「ソルジャ・ブルー」を日本版DVDにして欲しいです。
ロック・ハドソンは、同性愛者だったそうです。
ロディ・マクドウォルは「猿の惑星」のコーネリアス役の俳優です。

劇中の犬が、可愛くて、かしこくて、しつけも演技もちゃんとしていて感心します。こんな犬が欲しいです。
ラストに明かされる哀しい事実は必見です
それにしても、医者のポールは身勝手だなぁ・・・。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2007年04月08日 (日) | Edit |
男達の映画。
男の友情と絆誇りを描いています。

1962年
青春を謳歌する波乗り達。
3人のカリスマサーファー。マットジャックリロイ
パーティー、ケンカ、酒、女、波乗り、友人達と存分に楽しんでいます。特にマットは、サーファーの中では別格のスターです。
1965年
ベトナム戦争の召集令状が若者達に届きます。
色々な小細工をして波乗り仲間達は徴兵逃れをします。
失敗する者、成功する者・・・。
オカマのマネをして失敗してしまうエピソードが笑えました。軍人から「戦場は男ばかりだ。良かったな。」と言われてしまい合格してしまいます。
そんな中、ジャックだけは、志願してベトナムへ
兵役の前に友情を確かめ合う波乗り仲間達。
1968年
仲間達は戦死(オカマのまねした男)したり、波乗りの場所を変えたり(リロイ)、サーフィンをやめたりしています。
一番波乗りのうまかったマットも過去の人に・・・。ベアというサーフボード作りのおじさんも文無しに・・・。
そんな最中、ジャックがベトナムから帰ってきます。しかし、すでに、なにもかも変わり果ててしまっています
3人は戦死した男の為に集まります。変わらないのは3人の友情のみ・・・。「就職しなきゃな」というセリフが痛いです。
1974年
大波が来る年。文無しのベアはマットに3人で集まるように頼みます。しかし、マットは2人に連絡が取れません。そのことをベアに言うと大波用のサーフボードをマットに渡します。マットが家に来ないかと言うと「帰れ。ボードを持って去れ!」と言われます。
ビック ウェンズデー男達の日
1人で海岸に向かうマット。
砂浜に降り立つとジャックとリロイが揃ってマットを出迎えます。
離ればなれの中、何も言わずとも揃った3人
3人は大波にサーフボードを進めていきます。

製作、バズ・フィッシャンズ
監督、脚本、ジョン・ミリアス
脚本、デニス・アーバーグ
撮影、ブルース・サーティース
音楽、ベイジル・ポールドゥリス
出演、ジャン・マイケル・ビンセント、ウィリアム・カット、ゲイリー・ビジー、リー・バーセル、バーバラ・ヘイル

ジョン・ミリアス監督の「デリンジャー」が日本でDVD化されないのが不思議です。
エルム街の悪夢のフレディ役のロバート・イングランドがチョイ役で出ています。

波乗りシーンが迫力があって、臨場感があります。
男の映画ですが、引き締まった男の裸体が見る事が出来るので、そういう男性が好きな女性にはオススメです。
サーファーって、ナンパなイメージあったけど、この映画で、意外に硬派なんだなと見直しました。
こういう男らしい映画、大好きです。


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ジャンル:映画
2007年04月07日 (土) | Edit |
たまには、恋愛映画を・・・。
この作品は、激しく深い愛の物語です。だけど、そこらへんの甘っちょろい恋愛映画じゃないので、注意したほうがいいですよ。

カップルがいきなり男に襲われる場面から始まります。
男は、カップルの男に対し木槌で頭を何度も殴打し頭蓋骨を砕きます。女の方には、ためらい無く、銃で眉間を撃ちぬきます
場面が変わり、下半身を無防備に露出して眠っている男にズームします。
また場面が変わり、その男が、カップルを縛りつけ絞殺しています。
そこで、男は目覚めます。ここでは、それが夢なのか本当の出来事なのかは、はっきりしません
男はそのまま寝返りをうち、女のヌード写真をとり、それを壁に貼り付けオナニーをします。
オナニーの後、男は、荒れ果てた部屋を乱暴に片付け、シャワーを浴び、外出します。
オープニングのシークエンスですが、もうこれだけで、ただの恋愛映画でないことを理解させてくれます。
男は、数々の女をナンパしては、自分の部屋でセックスします。
セックスの後「なにか、ちょうだい」と言う女には、自分の立派なペニスの形をペンでなぞり自分の名前を書いた紙をプレゼント。そして「これ、かざっとけ」と決めゼリフ。
乳の垂れた女には、「下だけ脱げ」そして、その乳垂れ女の陰毛をハサミで切り取り、陰毛に糊をつけてノートに貼り付け、「名は何だ」と言って、聞いた名前をノートに書き込みファイリング。
信心深い処女のメガネっ子には、「俺、イエスよりうまいぜ」
ベビーカーで寝ている赤ちゃんを腰の上下の動きで、揺りかごにして、あやしながら母親とのセックス
女を素っ裸で道に放り出す男。
なぜ、男はそんな風に生きているのか?
話は2年前にさかのぼります。

製作、ロブ・ハウアー
監督、ポール・ヴァーホーベン
脚本、ジェラルド・スートゥマン
原作、ヤン・ヴォルカース
撮影、ヤン・デ・ボン
音楽、ロリー・ヴァン・オルテロー
出演、ルドガー・ハウアー、モニク・ヴァン・デ・ヴェン、トニー・ユードマン、ヴィム・ヴァン・デン・ブリンク、ハンス・ボスカンプ、ドルフ・ド・ヴリース

印象的な場面が多い映画です。
露悪趣味というか、美しいだけじゃない醜い現実の姿というか、意地悪というか、さすが、ポール・ヴァーホーベン監督というか・・・。
だけど、僕はそんなところが好きです。甘いだけの恋愛映画よりも、本音や人間の汚れた部分を描いた映画のほうが居心地がいいです。

ポール・ヴァーホーベン監督は、ロボ・コップや氷の微笑やトータルリコールで有名な監督です。最新作のブラック・ブックが楽しみです。
撮影のヤン・デ・ボンは、ダイハードやブラック・レインなどでも撮影として参加し、後にスピードで監督デビューします。
ルドガー・ハウアーは、ブレード・ランナーのレプリカント役で有名です。最近はめっきり見なくなりましたけど・・・。


テーマ:DVDで見た映画
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2007年04月05日 (木) | Edit |
サスペンス・スリラーの映画です。

いきなり、女装した男が女を殺すオープニング!!(なんて、素敵な映画だろう)と思ったら、なんてことはない、それは、B級映画の撮影シーンでした。
ロシア人だらけのスタジオで撮影しているなと思ったら、そこはロシアのモスクワでした。
撮影所では、その映画の監督と特殊メイク担当で喋ることの出来ない女と監督の恋人かつ喋れない女の姉の3人だけがアメリカ人です。
ロシアの撮影所は時間に厳しく、その日の撮影が不可になってしまい、3人は仕方なく帰ろうとします。
しかし、喋ることが出来ない女が忘れ物をしてしまい1人で撮影スタジオまで取りに戻ります
監督と姉は、先に帰ってしまいます
忘れ物を無事に見つけるのですが、守衛が撮影所に鍵をかけてしまい、女は撮影所から出られなくなってしまいます。
電話もするのですが、喋ることが出来ないため、うまくいきません。
夜もふけた頃、女はロシア人達の声を聞きます。
助かったと思い近くに行くと、ロシア人がポルノ撮影をしていました。しかし、途中から様子が変わります。
ポルノの男優が女優を激しく殴打し始め、おもむろにナイフをとりだし、女を滅多突きに・・・。ロシア人達は、スナッフビデオ(本物の殺人を収めたビデオ)を撮影していたのです。
女は、その一部始終を目撃してしまいます。

そこからは、ドキドキの展開で、結構心臓に悪いです。
ロシア人の男に見つかるまいと、女が逃げる時のスリルといったら、「もう、やめて」って感じです。
ヒッチコック風の技巧的で畳み掛けるような演出で、退屈しません。
喋れない事と、ロシアという事で言葉が通じないのが、2重の障害になって、ハラハラ感を高めています。

製作、監督、脚本、アンソニー・ウォラー
撮影、エゴン・ウェルディン
音楽、ウィルバート・ヒルシュ
出演、マリーナ・スディナ、フェイ・リプリー、エヴァン・リチャーズ、オレーグ・ヤンコフスキー、アレック・ギネス

個人的には、少し出来すぎかなぁと思ったりしました。
後半からは、映画のテンションが少し変わって、少しコメディ気味になります。バカバカしい死に様は楽しいですけど、前半の様なテンションで突っ走って欲しかった気もします。
観て損なしの娯楽作です。


テーマ:DVDで見た映画
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2007年04月04日 (水) | Edit |
学園青春コメディの定番です。
アメリカン・グラフィティを意識して作られたそうです。

コメディなので、ストーリーはそんなに重要ではないし、面白い部分を説明するのは面白くないので、ざっくりと内容を。

1962年アメリカのフェイバー大学。
友愛会という、サークルのようなものがあります。
オメガとデルタという友愛会があり、オメガは気取った優等生的友愛会で、デルタは問題児ばかりの落ちこぼれ友愛会です。
大学の学長は、問題行動の多いデルタ友愛会の連中を苦々しく思っています。そこで、オメガ友愛会と組んでデルタ友愛会を潰そうと画策します。

製作、マッティ・シモンズ、アイヴァン・ライトマン
監督、ジョン・ランディス
脚本、ハロルド・ライミス、ダグラス・ケニー、クリス・ミラー
撮影、チャールズ・コーリン
音楽、エルマー・バーンスタイン
出演、ジョン・ベルーシ、ティム・マシスン、ピーター・リガート、トーマス・ハルスケヴィン・ベーコン、カレン・アレン、ヴェルナ・ブルーム、ジョン・バーノン、ドナルド・サザーランド

この映画は、デルタのメンバーを中心に、面白おかしく学園生活が描かれています。「やられたら、やりかえせ」の精神でドタバタを繰り広げます。
昔風のベタなギャグも多いですけど、今でも楽しめます。

ケヴィン・ベーコン映画初出演作です。
トーマス・ハルスは、アマデウスのモーツァルト役で素晴らしい演技を披露してました。
後は、ドナルド・サザーランドが出てるのが素朴に嬉しいです。皆、知ってるとは思いますが、キーファー・サザーランドの父親です。


テーマ:DVDで見た映画
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2007年04月03日 (火) | Edit |
男汁満タン映画!
この作品には、ほぼ男しか出てきません
それも、犯罪者ばかり・・・。
笑えるほどに男の映画です。
キャストが超豪華なので、その紹介から。

製作、ケネス・ハイマン
監督、ロバート・オルドリッチ
脚本、ナナリー・ジョンソン、ルーカス・ヘラー
撮影、エドワード・スケイフ
音楽、フランク・デ・ヴォル
出演、リー・マーヴィンアーネスト・ボーグナインチャールズ・ブロンソンロバート・ライアンジョージ・ケネディドナルド・サザーランド、ジム・ブラウン、ジョン・カサヴェテステリー・サバラス

ノルマンディー上陸作戦の一環として、鬼少佐が、軍内の犯罪者(死刑囚もしくは終身刑)を集め、鍛えなおします。皆犯罪者なので、鍛えるのも一大事です。しかし、演習で、正規の軍団をだしぬき勝利したり、売春婦を皆で抱いたりして(1人を除いて)、鬼少佐ならびに犯罪者軍の互いの絆と団結が深まっていきます。そして、正式に、ドイツ軍の幹部が集まる大邸宅を奇襲する命令が下ります。そこは、警備も厳重で全滅の可能性も高いのですが、生還すれば無罪放免なので、犯罪者軍は、決死の特攻を仕掛けます。

しかし、鬼少佐以下まともな人間が出てこない映画です。
ラストの戦闘が凄くて、地下室に女や民間人や軍人を問わず閉じ込め、なんと地下室のドイツ人ごと、ガソリンと爆薬で無差別殺戮です。
犯罪者軍も次々と死んでいきます。
犯罪者達の個性が良くて、飽きることなく、楽しく観ることが出来ます。
僕は、この映画・・・最高の戦争映画だと思います。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2007年04月02日 (月) | Edit |
風変わりだけど面白い映画です。味があって好きです。音楽も寂しげでいいです。

オープニング、街の通りにゴミをポイ捨てしたオッサンに、体格のいい丸メガネの男が異常な剣幕かつ執拗に注意し、ついにはゴミを拾わせます。
異常に正義感の強いその丸メガネの男は、実は爆弾魔で、学校や病院を次々と爆破します。
病院では、爆破事件と同時にレイプ事件も起こり、聾唖者がレイプされます。そのレイプ犯が、爆弾犯の丸メガネを目撃しており、レイプ犯であると同時に爆弾事件の目撃者でもある訳です。
爆弾魔を捜査している執念深い乱暴な刑事は、まずレイプ犯を追います。

刑事とレイプ犯と爆弾魔の3人が複雑に絡んだ面白い展開の映画です。

製作、監督、脚本、撮影、バート・I・ゴードン
原作、マルク・ベーム
音楽、ミシェル・メンション
出演、ヴィンス・エドワーズチャック・コナーズネヴィル・ブランド、ハンク・ブランド、ナンシー・ホノルド

爆弾魔のキャラがいいです。
爆弾魔が、青で横断歩道を渡っていたときにクラクションを鳴らされると、「いい車に乗っていたら道はお前のものか!」と言って、その車のキーを引き抜き、ポストに投げ入れてしまいます。
他にも、レジの打ち間違えを決して許さない姿勢や、注文を取りに来たウエイトレスが、下を向いたまま注文を聞くと、「俺は、獣か!人間扱いをしろ!」という爆弾魔は、僕の中では、かなり素敵な人です。

少しネタバレですが、オナニー中に爆死させられるレイプ犯には、笑ってしまいます。

70年代のアメリカ映画って、社会のすさんだ雰囲気がいい味になっていて、面白く感じてしまいます。

DVDに封入されている解説が詳しいので参考に読むといいと思いますよ。


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