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2008年08月22日 (金) | Edit |
1919年ドイツ製作サイレント映画。
後世の映画に多大なる影響を与えた古典的名作です。

チェザーレという夢遊病患者を、見世物小屋の見世物にしているカリガリ博士。
そのカリガリ博士が、あるドイツの村の祭りにやって来た日以降から、謎の連続殺人事件が起こります。その殺人事件は、カリガリ博士が催眠術でチェザーレを操り行っていたものでした。
親友のアランを殺されたフランシスは、カリガリ博士とその患者チェザーレが怪しいと見抜き、カリガリ博士を追い詰めますが、カリガリ博士は村の大きな精神病院に逃げ込んでしまいます・・・

http://jp.youtube.com/watch?v=MrNJBbXhvOs

製作、エリッヒ・ポマー
監督、ロベルト・ウィーネ
脚本、ハンス・ヤノヴィッツ、カール・マイヤー
出演、コンラート・ファイト、ヴェルナー・クラウス、リル・ダゴファー、フリードリッヒ・フェーヘル

コンラート・ファイト演じる、眠り男チェザーレの存在感が出色で、繊細で禍々しい感じがとても良いです。

美術運動のドイツ表現主義を映画で体現した名作で、ホラーの古典でもあります。公開当時は各地で反響を呼び、カリガリズムという言葉が生まれたほどでした。
表現主義を体現したセットの全てが奇妙に歪み、現実か妄執か分からない、独特で異様な雰囲気の映画になっています。
今の感覚では少し物足りないかもしれませんが、一度は観ておいて損は無いと思います。観てなきゃ恥ずかしい(?)かも。


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テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2008年08月09日 (土) | Edit |
1986年ソ連映画。
とても奇妙でとても楽しい低予算SFです。

厳寒のモスクワ市街。裸足のホームレス風の男が、自分は異星人だと叫んでいました。それを見て気の毒に思ったウラジミール(少し強面な中年男)ゲデバン(学生)。靴下を恵んでやり、保護してやろうとしますが、ホームレス風の男は、よく分からない事を言って2人を困らせます。男の言う事を気の毒な人のたわ言だと思っているウラジミールとゲデバンは、男の持つ空間移動装置(手のひらサイズのチャチな機械)を押してしまいます。すると2人は本当に瞬間移動し、どこかの砂漠の真ん中へ飛ばされてしまいます
地球のどこかの砂漠に飛ばされたと思っていたウラジミールとゲデバンでしたが、そこは地球から遠く離れたキン・ザ・ザ星雲の惑星ブリュクでした。2人が途方にくれていると、遠くから釣鐘型のヘリコプターのような飛行物体が現れ、中から2人の男(ヒゲ面ののっぽとチビ)が降りてきました・・・。

http://jp.youtube.com/watch?v=1Yy9mxJC9x0

監督、ゲオルギー・ダネリア
脚本、レヴァス・ガブリアーゼ
音楽、ギア・カンチェリ
出演、スタニスラフ・リュブシン、レヴァン・カブリアゼ、エヴゲーニー・レオノフ、ユーリー・ヤコヴレフ

監督、 脚本、音楽、3人共にグルジア人です。そのせいでしょうか、ロシア映画とは少し異質な感じがします。

スケールの大きな枠組みのなか、スケールの小さな人間臭いエピソードを積み重ねる事で、独特のユーモアを醸し出しています。
作品中に流れるとぼけた感じの間が面白く、間の笑いが好きな日本人好みかもしれません。
惑星ブリュクは、階級差別や人種差別があり、火をつけるマッチがなぜか一番価値があったり、挨拶(クーと言いながら膝を曲げ頬を軽く叩く)がとても重要だったりする、おかしな?(どこかでみた)世界です。とぼけた味の惑星ブリュクの世界に、はまる事が出来る人は、この映画の大ファンになると思いますよ。

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