FC2ブログ
--年--月--日 (--) | Edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009年03月30日 (月) | Edit |
2003年アメリカ作品。
キャサリン・ハイグル主演のサスペンスホラー。

人生に迷いを感じ、やりなおそうと思っているアン。アンはエドガー・アラン・ポーの末裔で、豪邸に弟キーファーと一緒に住んでいる大金持ちの独身女性です。
ある日、親友のリサに、同じくエドガー・アラン・ポーの血を引くというイーサン・ポーという小説家を紹介されます。一目見た時から、お互いに惹かれあったアンとイーサンは、ほどなく同棲を開始
しかし、時を同じくして、売春婦の殺人事件が起こり、アンの身の回りでも怪しげな事が起こり始めます……

製作総指揮、原案、監督、デル・テニー
製作、監督、脚本、カーミット・クリスマン
製作、ジョイス・ノース
原案、マーゴット・ハートマン・テニー
脚本、ウィリアム・カット
撮影、D・アラン・ニューマン
音楽、ティモシー・マイケル・ウィン
出演、キャサリン・ハイグル、ジェレミー・ロンドン、アリ・ヴァーヴィーン、ニック・スタビル、シェリル・デント、マット・ファーンズワース、ウィリアム・カット

キャサリン・ハイグルは、「幸せになるための27のドレス」で主演している若手美人女優です。
「キャリー」「ビッグ・ウエンズデー」に出演していたウィリアム・カットですが、二枚目だったのが嘘のようにオッサンになっていました。

エドガー・アラン・ポーの作品「アッシャー家の崩壊」が現実にあった出来事を基にして書かれたとするアイデアは面白いと思いますが、ゴシック的なムードがそれほど(全く)感じられない(屋敷が現代的で雰囲気も明るすぎるし…)のは残念です。もっと重厚陰鬱なムード溢れる物語にしてもらうと見応えがあったと思います。
いまいち理屈に合わない場面もありますが、サスペンスの出来としては、まあまあ及第点をあげれると思いますので、TVムービー的にサラッと観てください。


スポンサーサイト
テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2009年03月25日 (水) | Edit |
1966年アメリカ作品。
人間の体内をミクロになって冒険する傑作SF。

暗殺未遂で脳内出血の重症を負った、東側から亡命してきた科学者ベネシュ博士(物体縮小の権威)を救う為、アメリカ軍はカーター将軍の命により、極秘裏に救出チームを編成。
救出チームは、最新の科学により、原子力潜水艇ごとミクロに縮小され、頚動脈から患部の脳へ向かい血栓を取り除くという、前例の無い危険な任務を与えられます。
通信のプロで潜水夫の経験を持つグラント、脳外科の腕利き医師デュバル博士、デュバルの助手カーラ(セクシー美人)、循環器専門の博士マイケルズ、潜水艇の艦長ビルの5人は、潜水艇プロテウス号に乗り込み、その過酷で危険な任務に挑みます……

予告編動画リンク

製作、ソール・デヴィッド
監督、リチャード・フライシャー
原作、オットー・クレメント、ジェイ・ルイス・ビックスビー
脚本、ハリー・クライナー
撮影、アーネスト・ラズロ
音楽、レナード・ローゼンマン
出演、スティーヴン・ボイドラクウェル・ウェルチエドモンド・オブライエンドナルド・プレザンスアーサー・ケネディアーサー・オコンネル、ウィリアム・レッドフィールド

監督のリチャード・フライシャーは、多彩なジャンルの映画を手がけている偉大な職人監督です。他の作品に、「海底二万哩」「絞殺魔」「トラ・トラ・トラ!」などがあります。
撮影のアーネスト・ラズロの他の作品に、「ニュールンベルグ裁判」「愚か者の船」「大空港」などがあります。
音楽のレナード・ローゼンマンは、「エデンの東」「理由なき反抗」TV「コンバット」のマーチなどを手がけている偉大な作曲家です。
スティーヴン・ボイドは、「ベン・ハー」でのメッサラ役が印象的でした。
ラクウェル・ウェルチは、世界最高のグラマーと呼ばれた女優で、「恐竜100万年」でのセクシー原始人や「女ガンマン・皆殺しのメロディ」での裸ポンチョなどが語り草となっています。

人体内に小さくなって入るというアイデアは、手塚治虫の漫画「吸血魔団」を基に作られた「鉄腕アトム」のアニメ版に影響されていると言われています。
この作品は、アカデミー美術監督・装置賞特殊視覚効果賞の2部門を受賞しているのですが、今観ると少しチャチな感じは否めません。しかし、ミクロの視点から、血液(赤血球や白血球)や肺や心臓や脳などを描いた映像の視覚的楽しさは、かなりのものがあります。
小さくなって体内から人間を眺めるというを映像化した、小宇宙のような人体の不思議とロマンを知らしめてくれる、夢と不思議の詰まったファンタジックな作品です。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2009年03月13日 (金) | Edit |
1974年アメリカ作品。
見世物小屋で拷問が繰り返される悪趣味残酷スプラッター。

見世物小屋を主宰しているサルドゥとその助手の小人ラルフス。その見世物小屋では、サルドゥの背筋の凍るシアターという看板を掲げ、毎夜、残酷SM拷問ショーを繰り広げていました。
サルドゥは、新聞で評論してもらう事で、ショーの知名度がアップする事を狙い、演劇評論家をショーに招待します。しかし評論家には、「このショーは評論にも値しないクズだ。」と言われ、新聞紙上で評論するのを拒否されます。
面子を潰され復讐を決意したサルドゥは、早速、助手の小人のラルフスに、評論家を誘拐させ、見世物小屋の地下に監禁します。見世物小屋の地下では、檻につながれた女達が、夜な夜な拷問されていました。サルドゥと助手の小人ラルフスは、街の女を誘拐しては、拷問で調教し、女達を性奴隷として、闇ルートで人身売買していたのです。
サルドゥ達は、その奴隷の女達を使い、本物の残酷拷問ショーを、これでもかと評論家に見せ付けます・・・

予告編動画リンク

製作、アラン・C・マーゴリン
製作、監督、脚本、ジョエル・M・リード
撮影、ゲーリー・トール
音楽、マイケル・ソール
特殊メイク、ボブ・オブラドビッチ
出演、シーマス・オブライエン、リネット・シェルドン、カレン・フレイシャー、ニールズ・マクマスター、ヴィジュ・クレム

スタッフ・キャストに特記すべき事はありません。

頭部万力締め万力指つぶし手首切り落とし眼球抉り出し(その眼球を小人が喰らう)電動ドリルで後頭部に穴を開け巨大ストローで女の脳みそを吸い出すマザコン医者生きている人間の生肉を喰らう裸女達ギロチン首チョンパ切断した指を賭けてのバックギャモン、極めつけは●ン●ドック(これは秀逸)など、女の裸と残虐で悪趣味な人体破壊描写がてんこもりで、こういうトラッシュな空気感が好きな人(または変人)には、たまらない映画だといえると思います。
こういう映画が大嫌いだったり全く興味の無い人には、嫌悪感退屈さこんな映画を観た自分への憤りと空しさだけが残る事になるでしょう
ちなみに、残酷で悪趣味な描写ばかりですが、特殊メイクの出来が悪く、リアル感は全くありません(長所なのか短所なのか・・・)
普通の映画に飽きた人にオススメします。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2009年03月07日 (土) | Edit |
1955年アメリカ作品モノクロ。
衝撃的な結末で後世まで語り継がれている50年代フィルム・ノワールの傑作。

人里離れた深夜の道路で、突如、車の前に飛び出してきた女を拾った、私立調査員マイク・ハマー(タフガイ)。女は、トレンチコートを羽織っていましたが、その下は何も身に着けていません(裸足で素っ裸)。クリスティーンと名乗る、謎めいたその女は、何か大きな秘密を抱えており、何かに追われているようでした。そしてマイクに、「私を覚えていて」と言うのでした。それは、何かのメッセージのようでした
クリスティーンを乗せ、しばらく走っていると、突然、黒ずくめの車が前に立ちふさがり、謎の男達に、マイクとクリスティーンは、拉致されてしまいます。そして、クリスティーンは拷問された上に殺害、マイクは気を失ったまま、クリスティーンの亡骸と共に、車ごと崖下に落とされてしまいます
しばらくしてマイクが目覚めた時、そこは病院のベッドの上でした。マイクは、奇跡的に助かったのです
退院したマイクは、クリスティーンの死の真相を探る為、捜査を開始しますが、次第に、その裏に隠された陰謀と、巨大な組織の影が・・・

予告編動画リンク

製作、監督、ロバート・アルドリッチ
原作、ミッキー・スピレイン
脚本、A・I・ベゼリデス
撮影、アーネスト・ラズロ
音楽、フランク・デヴォル
出演、ラルフ・ミーカーアルバート・デッカー、ポール・スチュワート、マクシン・クーパー、ギャビー・ロジャース、フアノ・ヘルナンデス、ウェズリー・アディ

監督のロバート・アルドリッチと脚本家のA・I・ベゼリデスは、ミッキー・スピレインの原作を気に入らず、大幅に改編し、今作を作り上げました。
この作品で、ソベリン医師を演じたアルバート・デッカーは、1968年に、全裸の姿で、両腕に注射針、首や足には縄、口にはボールつきの口輪、革ベルトを首と胸に巻き、胸や腹や尻に奴隷などの文字が口紅で書かれた状態で、浴室で窒息死しているところを発見されました。非常にスキャンダラスで変態チックな死に方で、死の真相について諸説ありますが、自慰中の事故死だといわれています。

41万ドル21日間で撮られた、低予算早撮りの作品で、その早撮りが画面に現れたように、ソリッドで力強く小気味いい作品となっています。乱暴なぐらい物語が省略されていますが、その乱暴さが独特のスピーディーなリズムを創り出し、破滅的で無法なラストにまで直結しています。
全編に漂う、光と影に彩られた死のイメージ(階段を上から写したショットが光と影の陰影で断頭台のように見えるなど)閉塞感が、作品に独特の緊張感を与え、濃厚なフィルム・ノワール的な雰囲気を醸し出しています。
ちなみに、このDVDには、初公開時のエンディング(現行版)と、それ以降に一般的に流通していたエンディングの、2種類が収録されています。どちらが優れているとは、一概に言えませんが、監督の意図していたエンディングは、現行版のエンディングのようです。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2009年03月02日 (月) | Edit |
2005年アメリカ作品。
ジョージ・ジョナス原作「標的は11人 モサド暗殺チームの記録」を基にした社会派サスペンス。

1972年ミュンヘンオリンピック。
パレスチナ過激派組織、黒い9月(ブラックセプテンバー)によるイスラエル選手団襲撃事件が起こり、人質となった11人のユダヤ人が死亡
イスラエル政府は、報復として、事件に深い関係を持つとされる、11人のパレスチナ組織関係者を暗殺する事を決定。
モサド(イスラエルの諜報機関)は、モサドの諜報員アヴナーをリーダーに、総勢5人(文書偽造のプロ、爆弾製造のプロ、ドライバー、証拠隠滅の掃除屋)の暗殺部隊を結成
リーダーに選ばれたアヴナーは、新婚で妊娠7ヶ月の妻がいますが、自らの祖国の為、同胞の為、危険で過酷な任務につきます。
そうして選抜されたアヴナー達は、当局に身分を消去され、この世に存在しない人間として、ヨーロッパ各国を潜伏しながら、暗殺を着々とこなしていきます・・・

予告編動画リンク

製作、キャスリーン・ケネディ、バリー・メンデル、コリン・ウィルソン
製作、監督、スティーヴン・スピルバーグ
脚本、トニー・キュシュナー、エリック・ロス
撮影、ヤヌス・カミンスキー
音楽、ジョン・ウィリアムズ
出演、エリック・バナダニエル・クレイグ、キアラン・ハインズ、マチュー・カソヴィッツ、ハンス・ジシュラー、ジェフリー・ラッシュ、マイケル・ロンズデール、マチュー・アマルリック

スティーヴン・スピルバーグ監督は説明不要だと思います。
ヤヌス・カミンスキーは、「シンドラーのリスト」「プライベート・ライアン」で、アカデミー撮影賞を受賞しています。
ジョン・ウィリアムズは、2005年は、この作品の他に、「SAYURI」「宇宙戦争」「スターウォーズ エピソード3/シスの復讐」の音楽を手がけており、70歳を越えてなお、その多作ぶりと健在さを、見せ付けています。
エリック・バナは、「ブラックホーク・ダウン」「ハルク」「トロイ」などに出演しています。これからの活躍が楽しみな俳優です。
ダニエル・クレイグは、007シリーズ第21作目から、ジェームズ・ボンド役(6代目)を演じています。
マチュー・カソヴィッツは、映画監督として有名で、「憎しみ」「クリムゾン・リバー」などの作品を監督しています。

この映画は、実際に起こった出来事を基に作られており、パレスチナ武装組織、黒い9月が引き起こしたミュンヘンオリンピック事件と、その後のイスラエル政府の報復の神の怒り作戦を描いています。
非常に重いテーマなのですが、ただ重い社会派というだけではなく、スパイ映画的なサスペンスの盛り上げ方がうまいので、退屈することなく(ドキドキハラハラ)、観ることができます。そういう所は、さすがスピルバーグ監督だと思いました。
モサドCIAKGBなどの、いろんな国の諜報機関や、非政府組織などが入り乱れ、各国の思惑が錯綜し、国益がもろにぶつかり、色んな人物が蠢いている、大義などない非情な世界は、底の見えない恐ろしさを感じると共に、興味深く魅惑的(他人事ゆえの)に写りました。
やられたことに関し、必ず報復し、ただ単にやられたままには決してしないという凄みは、遺憾の意を表するだけで物事を収束させる、どこかの国とは大違いだなぁと思ってしまいました。
政治的な題材を扱っているので、賛否両論あると思いますが、観ておいて損はないと思います。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。