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2010年02月15日 (月) | Edit |
2004年アメリカ映画。
研修中のFBI分析官が脱出不能の無人島で正体不明の殺人鬼に次々と殺されていくアクションスリラー。

鬼教官ハリスのもとで、FBIのエリート分析官を目指す7人の候補生。幾多の過酷な訓練を乗り越え、いよいよ最終試験にたどり着きます。この試験を突破すれば、晴れて、エリート分析官として、FBIで活躍する事が出来るのです。その試験とは、無人島に作られた架空の犯罪タウンで、連続殺人鬼“人形師”プロファイリングにより、突き止めるというものです。最終試験には、凄腕の警官1人も加わり、総勢8人で臨む事に。
候補生の8人は、無人島に取り残され連続殺人の分析シミュレーション試験が始まりますが、その捜査中、候補生が本当に殺され……

予告編動画リンク

製作、ケーリー・ブロコウ、ジェフリー・シルヴァー、ボビー・ニューマイヤー、レベッカ・スピキングス
監督、レニー・ハーリン
原案、脚本、ウェイン・クレイマー
脚本、ケヴィン・ブロドビン
撮影、ロバート・ガンツ
音楽、トゥオマス・カンテリネン
出演、LL・クール・Jジョニー・リー・ミラーキャサリン・モリスヴァル・キルマークリスチャン・スレイター、パトリシア・ヴェラスケス、クリフトン・コリンズ・Jr、アイオン・ベリー、ウィル・ケンプ

レニー・ハーリンは、アクションやホラーの娯楽作に手腕を発揮するタイプの監督で、代表作に「ダイ・ハード2」「クリフ・ハンガー」「ディープ・ブルー」などがあります。
LL・クール・Jは、ヒップホップのラッパーです。
ジョニー・リー・ミラーは、アンジェリーナ・ジョリー元旦那です。
キャサリン・モリスは、TVシリーズ「コールドケース」の主役として知られている美人女優です。
ヴァル・キルマーは、「トップ・ガン」のアイスマン役で注目され、「ドアーズ」「トゥームストーン」などの作品で、演技派の俳優として認められました。
クリスチャン・スレイターは、私生活に多くの問題を抱えるお騒がせなハリウッドスターで、暴力沙汰や薬物や飲酒など、話題には事欠きません。主な出演作に「薔薇の名前」「トゥルー・ロマンス」「ベリー・バッド・ウェディング」などがあります。

ストーリー的には、密室的状況下でどんどんと人が殺されていき、お互いが疑心暗鬼に陥るっていう、ミステリ的に御馴染みのパターンのものです。目新しさはありませんが、こういう映画はやっぱり面白いです。
クローズド・サークルでのフーダニットと言ったら、身も蓋もありませんが、猟奇的連続殺人犯のユニークな殺しの手口や、被害者の残酷な殺され方が、テンポのいいレニー・ハーリン監督の演出とあいまって、スリリングで娯楽的な作品となっています。冷静に考えると、そんな事できねーだろ!と思うところが多々ありますが、あくまでも娯楽映画なので、気にしないで楽しみましょう。出来は悪くないですよ。


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テーマ:DVDで見た映画
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2010年02月06日 (土) | Edit |
2004年イギリス映画。
ロンドンを舞台に麻薬取引と裏社会の階層に翻弄される密売人を描いた犯罪スリラー。

ロンドンを拠点に、麻薬の密売を請け負っている男XXXX(謎)。XXXXは冷静で頭が切れる有能な男で、表から見ると完全にカタギの商売人です。しかし、裏では、組織の一員として、仲間と共に、麻薬ビジネスで荒稼ぎをしています。XXXXは、しこたま金も貯め、ヘマをしないうちに、裏稼業からの引退を考えていますが、その矢先、組織のボスのジミーから、突然の呼び出しを受けます。
そこで頼まれた事は、デュークというチンピラギャングから100万錠!MDMA購入し売買する事エディ・テンプルという有力者家出した娘を探す事でした。XXXXは、気乗りしないながらも、ボスじきじきの頼みとあって断れず、自身のラストの仕事だと思い直し、引き受けますが、この2つの仕事には、予想もつかないほどの大きな裏があったのです……

予告編動画リンク

製作総指揮、スティーヴン・マークス
製作、アダム・ボーリング、デヴィッド・リード
製作、監督、マシュー・ボーン
原作、脚本、J・J・コノリー
撮影、ベン・デイビス
音楽、リサ・ジェラード、イラン・エシュケリ
出演、ダニエル・クレイグ、コルム・ミーニー、ケネス・クラナム、ジョージ・ハリス、ジェイミー・フォアマン、シエナ・ミラーマイケル・ガンボン

マシュー・ボーンは、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」「スウェプト・アウェイ」などのガイ・リッチー監督作の製作を務めています。今回の「レイヤー・ケーキ」マシュー・ボーンの監督処女作です。
音楽のリサ・ジェラードは、NHK大河ドラマ龍馬伝の主題歌を歌っています。
ダニエル・クレイグは、この主演作を機に注目度を高め、「ミュンヘン」などの大作にも出演し、見事「007/カジノロワイヤル」6代目ジェームズ・ボンド役に抜擢されました。今や名実共にイギリスの名優としての立場をものにしています。
シエナ・ミラーは、アメリカの若手女優として、ゴシップ誌を賑わすなど、すっかりハリウッドスターの仲間入りをしています。
マイケル・ガンボンは、「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」から、ホグワーツ魔法魔術学校の、ダンブルドア校長を演じている、イギリスのベテラン名優です。

映画のなかで使われているアーティストの既成曲(The Rolling StonesのGimme Shelterなど)が、シーンに効果的に挿入されていて、音楽の使い方と映像が新世代の英国人監督っぽいなと思いました。ラストに流れる音楽はジョー・コッカー「Please Don't let me be Misunderstood」で、そういえばタランティーノ「キル・ビル」では、サンタ・エスメラルダ「Please Don't let me be Misunderstood」が流れてたなぁなんて思いました。
この作品は、もの凄く入り組んだストーリーで、色んなことが同時多発的に起こりカットバックなども交えてるので、何が起こり一体どうなっているのか、事態が把握し辛くなっています。しかし、その事がサスペンス的効果を上げていて最後までどうなるか分からないという、緊迫感切迫感を生んでいます。そして、最後に全ての糸がつながった時、ようやく全体像が浮かんできて、なるほどそうだったのかと、納得させてくれる作りになっています。
脚本がよくできた面白い犯罪スリラーで、キャストもキャラクターも個性的で魅力があります。主人公の名前が最後まで明かされないのもユニークで、監督がコメンタリーで、続編を企画していると言っていたので、次回作で名前が明かされるのかもしれません。


テーマ:DVDで見た映画
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2010年02月02日 (火) | Edit |
1974年フランス映画。
悪徳弁護士とその2人の情婦が保険金詐欺や殺人を繰り返す犯罪映画。

マルセイユの悪徳弁護士で政治家のジョルジュ・サレは、ある葬式で、職を失った美しい使用人のフィロメーヌと恋に落ちます。フィロメーヌはドイツ移民で、フランス国籍を得る為心臓を患った爺さんと結婚しようとしていました。しかし爺さんには、行方不明の配偶者がいたため結婚できません。そこでサレは一計を案じ、行方不明の配偶者の死亡届をだし、フィロメーヌと爺さんを、無事、結婚させます。その結婚式で、フィロメーヌの妹カトリーヌと知り合ったサレは、こともあろうかカトリーヌとも関係を結びます。やがてフィロメーヌと結婚した爺さんも死に3人で共同生活を始めたサレとフィロメーヌ姉妹
サレはこの出来事で、体の弱い爺さんと、フィロメーヌとカトリーヌの美人姉妹を結婚させ、爺さんに替え玉を使い保険の審査をパスさせ、多額の生命保険を得る手口を思いつきます……

参考動画リンク

製作、レイモン・ダノン、ジャック・ドーフマン
監督、脚本、フランシス・ジロー
脚本、ジャック・ルーフィオ
原作、ソランジュ・ファスケル
撮影、アンドレア・ヴァンタン
音楽、エンニオ・モリコーネ
出演、ミシェル・ピッコリロミー・シュナイダー、マーシャ・ゴムスカ、アンドレア・フェレオル、モニカ・フィオレンティーニ、フィリップ・ブリザール

音楽は巨匠エンニオ・モリコーネですが、この映画でのコメディ調の曲は、あまり印象に残りませんでした。
ミシェル・ピッコリは、「軽蔑」「いぬ」「獲物の分け前」「美しき諍い女」など、多数の名作映画に出演している、フランスの名優です。
ロミー・シュナイダーは、「ルートヴィヒ/神々の黄昏」でのエリーザベト役が有名な、名美人女優です。

この映画は、硫酸で死体を溶かすという、おぞましい描写のせいで、カルト映画視されていますが、個人的な感想を言うと、とても退屈で面白くありません。ブラック・コメディのような感じなんですが、一切笑えませんでした。フランス人は、細かなニュアンスで笑えるのかもしれませんが、日本人とは感性が全く違うのでしょう、自分は、終始、別に・・という感じで、しらけっ放しでした。
最大の見所は、硫酸によって溶けてミソ(クソ)のようになった死体を、肥えを運ぶようにバケツにいれ捨てるという場面でしょう。大昔の百姓のように、えっちらおっちらと畑に肥えを運ぶような姿は、確かに見た目には滑稽に写りますが、こいつらは、なんでこんな面倒な事をしてるんだろう?という疑問の方が先に来て、全く笑えませんでした。まぁ、笑えると言うか、ほとんどの人(まともな人)は、多分、気色悪いとか汚ねぇとかの、不快感が先に来ると思いますけど。
スプラッター映画という風に思われがちですが、ゴア度数は極めて少ないです。血というよりミソ(クソ)ですし・・
結論を言うと、悪趣味な映画です。ヌードも割と多いですよ。


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