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2010年09月13日 (月) | Edit |
2008年製作アメリカ映画。
命を賭して闘う男達の友情を描いたハードボイルドな西部劇。

1882年ニューメキシコ準州アパルーサ。
10年以上コンビを組んでいる賞金稼ぎの凄腕ガンマンヴァージル・コールエヴァレット・ヒッチ。コールとヒッチは、何も語らずともお互いのことが分かる親友です
コールは、堅物で冷静沈着ながら、粗暴なところもある複雑な性格のタフガイで、コルト45を操る百戦錬磨のガンマン。ヒッチは、ばかでかい8ゲージのショットガンを抱えたコールの頼れる相棒で、多少学もあり、常識的なタイプの義理堅い男です
コールとヒッチは、アパルーサの町の議員達に招かれ、この地にやって来ました。ランダル・ブロッグという男を逮捕する為に保安官として雇われたのです。
ランダル・ブロッグは、自らの牧場にならず者を集め、アパルーサの町を暴力を背景に支配していました
早速、コールとヒッチは、挨拶代わりに、町にいたブロッグの部下のならず者を血祭りに上げます。そして、町にやって来たブロッグに、武装して町に入った者は容赦なく逮捕するか射殺するといい、対決姿勢を鮮明にします
厳しく町を取り締まるコールとヒッチ。そんなある日、都会からアリソンという未亡人がアパルーサの鉄道の駅に降り立ちます。アリソンは、西部に似合わず都会的で、洗練された物腰と仕草が魅力的な女性です
その姿を見たコールは、すっかりアリソンを気に入ってしまいます。そしてコールは、町の酒場に口利きし、アリソンにピアノ奏者として職を与えます。
コールとアリソンは、お互いを必要とするように、すぐに恋愛関係となりますが、その事がコールとヒッチの運命を大きく変えることになります……

予告編動画リンク

製作総指揮、マイケル・ロンドン、トビー・エメリッチ、サム・ブラウン、コッティ・チャブ
製作、ジンジャー・スレッジ
製作、監督、脚本、エド・ハリス
製作、脚本、ロバート・ノット
原作、ロバート・B・パーカー
撮影、ディーン・セムラー
音楽、ジェフ・ビール
出演、ヴィゴ・モーテンセンエド・ハリスレニー・ゼルウィガージェレミー・アイアンズティモシー・スポールランス・ヘンリクセン

エド・ハリスは、俳優として有名(名脇役)で、この作品が2度目の監督作となります。監督処女作は「ポロック 2人だけのアトリエ」です。
撮影のディーン・セムラーは、この作品をフィルムで撮りました。前5作がデジタル撮影だったため、周りの人達に、もうフィルム撮影しないものだと思われていたらしく、非常に驚かれたそうです。代表作に「ダンス・ウィズ・ウルブス」があります。
ヴィゴ・モーテンセンは、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのアラゴルン役が有名ですが、ブレイクするまでが長かった俳優です。下積みが長かった分、演技力には定評があります。
レニー・ゼルウィガーは、日本では女性に人気のある女優です。個人的には、どこがいいのかサッパリ分かりません。
ジェレミー・アイアンズは、イギリスの名優で、「運命の逆転」で、アカデミー主演男優賞を獲得しています。クローネンバーグ監督とタッグを組んだ「エム・バタフライ」のDVD化を強く希望します。
ティモシー・スポールは、「ハリー・ポッター」シリーズにも出ているので、その特徴的な顔に見覚えがある人も多いと思います。
ランス・ヘンリクセンは、エド・ハリスとは、「ライト・スタッフ」からの仲で、凄腕ガンマンのリング役はヘンリクセン以外には考えられなかったエド・ハリスは述べています

この作品は、アメリカの作家ロバート・B・パーカー原作の、エヴァレット・ヒッチが主人公のシリーズ第一作目『アパルーサの決闘』の映画化です。
まずは欠点からいうと、レニー・ゼルウィガーが、魅力的な女性に全く見えないって所です。こんな女を愛してしまうかなぁというぐらい、ブチャイクセクシーさがない。これはミスキャスト以外の何ものでもないでしょう。
しかし、それ以外は、非常に良く出来た作品です。男と男の何も言わずとも通じる友情を、名優の2人が見事に表現し、硬質なストーリー展開ともあいまって、緊迫感漂う、リアルで感動的な西部劇に仕上がっています。
自らの生き方と西部の掟を貫く誇り高き男の姿。これを観て男を取り戻しましょう。


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2010年09月04日 (土) | Edit |
2005年製作アメリカ作品。
実話を元に作られた1979年のホラー「悪魔の棲む家」のリメイク版。

NY州アミティビル
1974年11月13日午前3時15分
ダッチコロニアル様式の大邸宅に住むある一家の長男が、両親や幼い妹など、家族6人全員を射殺する事件が発生。
警察に捕まった長男は、「何か邪悪な存在に操られていた」と供述。しかし、そんな言い分が通るはずもなく、事件は終結します。
1年後。
その邸宅は、売りに出されていました。
NYで小さな工務店を営む夫のジョージ妻のキャシーは、広告でその家を見つけ、不動産屋と下見にいきます。
そこは、高級住宅地で自然豊かな環境にあり、3階建てで部屋数も多く地下室つきで、歴史を感じさせる内装に、広い庭と湖に面したボートハウス。そして、なぜか破格の安値です。
キャシーは、その家に一目ぼれし、ジョージに購入を強く勧めます。なぜならば、5人家族では現在の家は狭すぎるし、なによりもキャシーの連れ子3人(兄弟と妹)とジョージを親密にしたかったからです。それに破格の安値というのも魅力でした。
安値に疑問を持ったジョージが不動産屋に理由を尋ねると、不動産屋は重い口を開き、この屋敷で1年前に凄惨な殺人事件が起きた為、安くなっていると言うのです。
ジョージは、予算が少しオーバーしてるのと縁起が悪いので気乗りがしませんでしたが、キャシーの強い勧めもあり購入を決めます
そして、さっそく移り住んだジョージ一家(ペットの犬も)
最初は平穏な日々を過ごしていましたが、徐々にジョージ一家に不可思議で恐ろしい現象が次々と起こり始めます。そして、何かに憑依されたかのようにジョージの精神が徐々に変調をきたしていき……

予告編動画リンク

製作、マイケル・ベイ、ブラッド・フラー、アンドリュー・フォーム
監督、アンドリュー・ダグラス
原作、ジェイ・アンソン
脚色、スコット・コーサー
オリジナル脚本、サンドール・スターン
撮影、ピーター・ライオンズ・コリスター
音楽、スティーブ・ジャブロンスキー
出演、ライアン・レイノルズ、メリッサ・ジョージ、ジェシ・ジェームズ、ジミー・ベネット、クロエ・モレッツ、レイチェル・ニコルズ、フィリップ・ベイカー・ホール

マイケル・ベイは、「バッドボーイズ」「ザ・ロック」「アルマゲドン」と娯楽大作のヒットを連発して派手に世に出た監督です。現在は製作の方が多く、ホラーのリメイク作品を中心に活躍しています。
ライアン・レイノルズは、スカーレット・ヨハンソンの旦那で、「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」「あなたは私の婿になる」などの作品で主演しています。

リメイクで低予算ホラーながら、結構健闘している作品だと思います。リメイクのほとんどは、オリジナルよりも面白くなくなっているのが通例ですが、この作品は娯楽的に格段に面白くなっており、さらに恐さ(ビックリさせる)も大幅アップしています。しかし、オリジナルと比べると、劣ってしまっている所もあります。それは、悪霊を見せ過ぎている(可視化させすぎ)ことにより、家と地下室の謎めいたオカルト的な雰囲気が無くなったという事です。あとはワンちゃんの扱いが、オリジナルは抜群に良かった(面白かった)のですが、今作では・・な感じで、不満が残りました。
とはいえ、ホラーとしてもリメイクとしても、まずまずの合格点を与えられる佳作です。昔のような情緒を残してくれてれば、傑作になりえたと思います。


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