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2011年06月17日 (金) | Edit |
2006年製作アメリカ映画。
魔女を呼び出すおまじないで起こる悲劇と惨劇を描いたホラー。

大学卒業以来の仲間内での同窓会。湖のたもとにある田舎風の別荘に集まることに。
そこは山中で田舎なので、携帯電話がつながりません。
7人の同級生とそのなか男の若い恋人、総勢8人で別荘に泊まり、久しぶりに酒とハッパでのパーティーを開きます。
しかし30を越え仕事を持ち家庭を持っている7人は、昔のように無邪気にはしゃげません。場がなんとなく盛り下がってきたところで、デッド・メアリーの話が始まりました。それは、ロウソクを持って真っ暗な洗面所の鏡の前で、「デッド・メアリー」と3回唱えると、死の魔女がでてくるという、他愛のない都市伝説です。
場も持たない感じなので、とりあえずみんなでやってみることに。
バカバカしいと思いながらも、一人づつ順番にやって行き、3番目に行った女と4番目に行った男が、少し時間がかかった以外は、何も起こらず、バカバカしくなった全員は、各部屋に行き眠りにつきます。
しかし、すでに、8人の中の1人がデッド・メアリーに憑依され、別荘にいる人間達を死の世界へ引きこもうとしていたのです……

予告編動画リンク

製作、パトリック・キャメロン、ハーヴェイ・グレイザー
製作、監督、ロバート・ウィルソン
脚本、ピーター・シェルドリック、クリストファー・ウォアー・スメッツ
撮影、デヴィッド・ミッチェル
音楽、アルフォンセ・ランツァ
出演、ドミニク・スウェイン、ジェファーソン・ブラウン、マギー・キャッスル、マリー・ホセ・コルバーン、マイケル・マジェスキー、スティーヴ・マッカーシー、リーガン・パスターナク

監督とキャストは、全て若手を使っています。

DVDの鮮血浴というサブタイトルは、ストーリーと全く関係ありません。発売する側としては、題名に何かインパクトが欲しかったのでしょう。個人的には、意味不明で扇情的なので、いいサブタイだと思いますけど。
ストーリーですが、簡単にいってしまうと、都市伝説+「遊星からの物体X」+「ボディ・スナッチャー」です。米国のこっくりさん遊びを題材にしてるので、オカルト的な映画だと思いましたが、そんな要素はほとんど無く、人間関係が中心のドロドロした殺し合い映画でした。
30代になり、もう俺達若くないんだよな、あの頃には戻れないんだよな・・という雰囲気が、妙にリアルで胸にきましたが、途中からは、普通の紋切り型のホラーになってしまい、普通のスラッシャー・ホラー的な展開になるのが残念でした。
この作品は、過去の映画の寄せ集めのような映画で、目新しさは皆無ですが、低予算なりには健闘しており、及第点はあげれると思います。
最近のホラーでは、かならず携帯電話が圏外になるという描写が入ってます。昔はそんな便利なものがなかったから描かなくても良かったのですが、今の映画は、携帯が使えなくなるというところからストーリーを始めないと、「警察呼んだら解決じゃん」みたいなことになってしまうので、いちいち携帯の描写を入れなきゃいけないのです。


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テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
2011年06月11日 (土) | Edit |
1992年ニュージーランド映画。
空前絶後の血しぶきが舞うゾンビ映画の極北。

1957年南スマトラのスカル島。白人の密猟者が現地人を雇い、原住民達が大切に保管隔離していたラット・モンキーを強奪し逃走します。密猟者に闇取引されたラット・モンキーは、ニュージーランドの動物園へ売られていきます。
ニュージーランドに住む内気な青年ライオネルは、ママとの2人暮らし。支配的なママに頭があがりません
ある日、ライオネルが日用品の買い物をしていたところ、そこで店番をしていた娘パキータと運命の出会いをします。
お互い一目で好意を持った2人は、動物園でデートすることに。
そわそわして落ち着かない息子の様子を怪しんだライオネルの母親ベラは、こっそりと2人のデートを監視します
息子を監視中に、あやまってラット・モンキーが飼育されている檻に近づきすぎたベラは、左腕を噛まれてしまいます。噛まれたベラは逆上、ラット・モンキーの頭蓋をヒールで踏み潰します
騒ぎを聞きつけ駆けつけたライオネルは、母親の惨状を見て驚き、慌てて家に連れて帰ります。
家に連れて帰った母親は、時間がたつに連れ、噛まれた部分から大量の膿がでて、体中の組織が腐り落ちていきます
どんどんと体が崩壊していく母親。止まることなく病状は悪化していき、ついには呼吸が停止しますが、母親はゾンビとして復活してしまいます。
ゾンビになった母親は、もちろん理性などはなく、次々と町の人を喰らい始めます。喰われた町の人はゾンビになり、他の町の人を喰らい、ゾンビの連鎖が始まります
問題の発覚を恐れたライオネルは、ゾンビになった母親や町の人を家の中に閉じ込め、世話をする事にしますが、そんな生活が長く続くはずもなく、徐々に破綻をきたし……

予告編動画リンク

製作、ジム・ブース
監督、脚本、ピーター・ジャクソン
脚本、ステファン・シンクレア、フランシス・ウォルシュ
撮影、マーレイ・ミルン
音楽、ピーター・ダセント
クリーチャー・ゴア・エフェクト、リチャード・テイラー
出演、ティモシー・バルム、ディアナ・ペニャルバー、エリザベス・ムーディー、イアン・ワトキン、スチュアート・デヴェニー、ブレンダ・ケンダル、ジェド・ブロフィ

ピーター・ジャクソン監督は、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作「キング・コング」の大ヒットで、あれよあれよという間に世界の一流監督になってしまいます。ニュージーランドで自主映画を撮っていたオタクの青年が、とうとうハリウッドの超大作の監督を任されるまでになるという、まさにアメリカンドリームを体現したかのような映画監督です。
脚本のフランシス・ウォルシュは、ピーター・ジャクソンと結婚しています。
リチャード・テイラーは、特殊効果の映像会社WETAの創設者です。WETA社は、今やハリウッドでも超有名人気企業として成長しています。

ゾンビに食事介助や身の回りの援助をする介護福祉士のような主人公。ゾンビはダイニングテーブルに座り、理性をなくした顔で世話を待っています。これはまるで、高齢化が進んだ日本の未来のようです。これには、どんなに酷い映画でも、ゾンビ映画には社会的な警句が含まれてしまう(言い過ぎか・・)という、ゾンビ映画ならではの特殊性が現れています。
ところで、下にあるアマゾンのバカ高い「ブレインデッド」より、未見の人は、1500円程度で売られている「デッド・アライブ ブレインデッド 米国編集版」の方を買ったほうがいいと思います。値段が段違いですから。それに1500円といえど画質は悪くなく、だれる部分も削ぎ落とされソリッドになっている米国編集版は、観るだけなら必要充分だといえます
ピーター・ジャクソン監督の出世作「ブレインデッド」は、90年代のゾンビ映画を変えてしまった作品です。スプラッターとドタバタコメディというジャンルを融合させ、なおかつ、過剰すぎるゴア描写でスプラッターに止めを刺してしまったのですから。
個人的には、「グレムリン2」との相似に興味がありますが、長くなりそうなので割愛します。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画