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2008年12月03日 (水) | Edit |
1950年アメリカ作品モノクロ。
ハリウッド内幕ものでありフィルムノワール屈指の傑作。

売れないB級脚本家のジョー。
車のローンを焦げ付かせてしまったジョーは、取立て屋に追われ、ハリウッドのサンセット通りにある寂れた大邸宅へ逃げ込みます。空き家だと思われたそこは、サイレント時代の大女優ノーマ・デズモンドの邸宅でした。ちょうどノーマの飼っていた猿の葬儀中で、ジョーは葬儀屋と間違われ、邸内に招き入れられます。
そこからジョーの数奇な運命の歯車が動き始めるのでした・・・

予告編

製作、脚本、チャールズ・ブラケット
監督、脚本、ビリー・ワイルダー
脚本、D・M・マーシュマン・Jr
撮影、ジョン・F・セイツ
音楽、フランツ・ワックスマン
出演、ウィリアム・ホールデングロリア・スワンソンエリッヒ・フォン・シュトロハイム、ナンシー・オルソン、フレッド・クラーク、ジャック・ウェッブ

ビリー・ワイルダー監督の他のフィルムノワールには「深夜の告白」「失われた週末」があります。どちらも傑作です。
バスター・キートンH・B・ワーナーといったサイレント時代の名役者(ウィリアム・ホールデン演じるジョーにロウ人形呼ばわりされてしまいますが・・・)やスペクタクル映画で名をはせたセシル・B・デミルがカメオ出演しており、ハリウッド内幕モノとしてのリアリティーを高めています。主演のグロリア・スワンソンもサイレント時代に活躍した役者で、執事役のエリッヒ・フォン・シュトロハイムは、サイレント映画の偉大な監督でした。

死んだ主人公のモノローグで物語が始まるという、ひとつ間違うとただの悪い冗談になってしまいそうな映画なのですが(死体安置所で死体達が語り始めるというオープニングはカット)、その主人公のシニカルな語り口とサスペンスフルな演出で、死に至る顛末を絶妙なバランスで描いています
ブラックジョークのような人生を、輝くスクリーンを、僕たち映画ファンは、暗闇で眺める。ただそれだけでいいと思わせてくれる。ビリー・ワイルダー監督の、映画に対する愛が伝わってくる、映画ファン必見の名作です。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
コメント
この記事へのコメント
こんにちはv
人生を額縁の中から見ている感じなのでしょうか・・・
2008/12/05(Fri) 22:44 | URL  | 桜 夢見 #fvuyely.[ 編集]
桜さん
グロリア・スワンソンの演技が素晴らしいですし、ハリウッド内幕ものの傑作なので、機会があれば観ておいて損はないですよ~。
2008/12/05(Fri) 22:57 | URL  | モクメ #Q2AT2zQA[ 編集]
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