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2009年09月06日 (日) | Edit |
1972年製作アメリカ作品。
伝説的山男ジェレマイア・ジョンソンの数奇な人生を描いた異色西部劇。

若きジェレマイア・ジョンソンは、ロッキー山脈で暮らす事にした。どこからきたのか素性はわからない。ただ、ジョンソンには、自信があった。山で暮らしていける自信が。
ホーキンガン30口径を手に入れ、山での生活を送る為の物資を買い、いよいよ山に分け入ったジョンソン。しかし、山はそんなに甘いものではなく、進むだけでも四苦八苦。
道行の途中、偶然、凍死体を見つけたジョンソン。凍死体はハチェット・ジャックという男で、遺書に「自分は死ぬだろう、遺体を発見した者に、ホーキンガン50口径を与える」と書いてあり、ジョンソンは、凍死体からライフルを引っぺがし、ありがたく頂くことに
ジョンソンが狩りをしながら、山奥に進んでいた時、グリズリー狩りを生業とする1人の老山男ベア・クローと出会う。ベア・クローに、山での生き方やノウハウを仕込んでもらい、1人前になったジョンソンは、ベア・クローと別れ、狩りをしながら奥地へ。
その後、原住民に襲われ子供を失い、精神が崩壊し狂った女から、聾唖の少年キャレブを押し付けられたり、インディアンに生き埋めにされた男ベル・ギューを助け、その復讐を手伝った事から、成り行きでフラットヘッド族の酋長の美しい娘スワンと結婚させられたりしながらも、順調に山での暮らしを送るジョンソン。
そして、聾唖の少年キャレブと妻のインディアンの娘スワンと共に、頃合いの土地に家を建て、穏やかな生活を送るうち、3人の間には家族的な絆が生まれ、まるで本物の家族のように幸せに暮らしていたのだが……

予告編動画リンク

製作、ジョー・ワイザン
監督、シドニー・ポラック
原作、レイモンド・ソープ、ロバート・バンカー、バーディス・フィッシャー
脚本、ジョン・ミリアスエドワード・アンハルト
撮影、デューク・キャラガン
音楽、ジョン・ルビンスタイン、ティム・マッキンタイア
出演、ロバート・レッドフォード、ウィル・ギア、アリーン・アン・マクレリィ、ステファン・ギラシュ、ジョシュ・アルビー、ホアキン・マルチネス、ポール・ベネディクト、マット・クラーク、リチャード・アンガローラ、ジャック・コルビン

役者としても評価の高いシドニー・ポラックの他の監督作に、「ひとりぼっちの青春」「コンドル」「トッツィー」「愛と哀しみの果て」などがあります。
男臭い作品に定評のある脚本家のジョン・ミリアスは、「デリンジャー」「ビッグ・ウェンズデー」「コナン・ザ・グレート」などの監督作があります。
永遠の2枚目俳優と言ってもいいロバート・レッドフォードですが、数多くの映画に出演し、時には監督や製作もし、様々な映画賞も受賞しています。他にも、サンダンス・インスティテュートを設立し、若手の映画人を育成したり、サンダンス映画祭を開催するなど、その活動は多岐にわたっています。

アメリカのユタ州で撮影されたという大自然の映像が素晴らしく、雄大で厳しく美しい景観が、深く心に残ります。
物語の中で、ジェレマイア・ジョンソンは、聾唖の少年先住民の娘と暮らしますが、少年は口がきけず、先住民の娘は英語が喋れません。しかし、大自然に接するのと同じように、ジョンソンは、真摯な態度で2人と向かい合います。実は2人の存在は、ジョンソンにとって大自然と同質なのです。だから理解しあえることが出来たのです。
文明との接触山の掟を破ってからは、ジョンソンの運命は過酷になっていきますが、頑なに山にとどまるのは、山の中での尊厳ある死を望んでいるからに他なりません。
大自然に生きる山男達先住民の姿に、人間本来のプリミティブな本能と生命力、生き抜くための知恵と経験、勇敢さ、誇り、自然に対する愛着と畏怖、分け隔てのない態度、人の良さ、厳しさ、など、様々な事を感じると共に教えてもらい、自分自身のぬる~い生き方について自省してしまいました。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
コメント
この記事へのコメント
こんにちはv

>ジョンソンにとって大自然と同質なのです
人は下手に言葉があると、傷つく事があるし
文明が発達すると、駄目になっていく事もあると思います。
だから生きる事にだけに真剣に向き合うのは
理想なのかもしれませんが
現代社会ではなかなか難しいですよね・・・
2009/09/06(Sun) 11:36 | URL  | 桜 夢見 #fvuyely.[ 編集]
桜さん
そうなんですよね

現代で
生死に直面する機会ってあまりないですよね
命を見つめる
生きるという事と真摯に向き合う

山男やネイティブアメリカンの力強さや哲学に憧れます
2009/09/06(Sun) 21:11 | URL  | モクメ #Q2AT2zQA[ 編集]
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