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2011年02月17日 (木) | Edit |
2008年アメリカ作品。
1928年に起こった連続少年誘拐殺人事件の実話を基にしたヒューマン・ドラマ。

1928年ロサンゼルス。
電話交換手の主任をしているクリスティン。クリスティンはシングルマザーで、かわいい小学生の男の子ウォルターとともに、慎ましやかながらも幸せな生活を送っています。
1928年3月10日。
急な仕事が入り、ウォルターとの休日を過ごせなくなったクリスティン。ウォルターに留守番を頼み、仕事場へ。
クリスティンが、仕事を終え、家に帰ってみると、ウォルターの姿が全く見当たりません。近所を探しても、姿はありません。警察に電話し、捜索願を出そうとしたクリスティンですが、行方不明から24時間経過しないと捜査できないと断られてしまいます。
5ヵ月後。
忽然と姿を消していたウォルターが、イリノイ州で保護されたと、警察から連絡があったクリスティン。鉄道の駅まで息子を出迎えに行きます。しかし警察が連れて帰ってきた子供は、ウォルターとは別人でした
クリスティンは、警察にその事を訴えますが、辛い経験をし、ウォルターが変わったのだといい、警察は取り付く島もありません。
背丈も歯並びも違う子供であるにも関わらず、事実誤認を認めない警察に、業を煮やしたクリスティンは、かねてから警察の腐敗を糾弾していたグスタヴ牧師を頼ります
そして、警察に本物のウォルターを探すよう頼みますが、逆に、我が子の区別も出来なくなった精神病患者として、強制入院させられてしまいます……

予告編動画リンク

製作、ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード、ロバート・ロレンツ
製作、監督、音楽、クリント・イーストウッド
脚本、J・マイケル・ストラジンスキー
撮影、トム・スターン
出演、アンジェリーナ・ジョリージョン・マルコヴィッチジェフリー・ドノヴァン、コルム・フィオール、ジェイソン・バトラー・ハーナー、マイケル・ケリー

製作に、元子役で映画監督の、ロン・ハワードが名を連ねています。
今や世界の巨匠となったクリント・イーストウッド。でも個人的には、イーストウッドの本質は職人監督である事にあると思います。老年になり、芸術性に富んだ深い哲学性をも感じさせる映画を、次々と奇跡のように作り出しているのは、長年イーストウッドが培ってきた職人的映画作りの積み重ねが、ものをいってるのだと思います。
アンジェリーナ・ジョリーは、説明するまでもなく日本でも有名な大スターですね。ブラッド・ピットと結婚しています。
ジョン・マルコヴィッチは、なんの役でもこなす名脇役で、同業者の多数の俳優から、リスペクトを受けています。
ジェフリー・ドノヴァンは、TVシリーズ『バーン・ノーティス』の主役マイケル(元凄腕スパイ)で有名です。個人的に『バーン・ノーティス』を楽しく観ているので、とても馴染みがあります。余談ですが、同じドラマに、マイケルの仲間役でブルース・キャンベルが出演しています。

この映画、色々な見方が出来ると思います。
自分はこの映画は、責任についての映画だと思います。責任を果たすこと、使命と言い換えてもいいかもしれませんが、それを果たすことの意義が、この作品の根底のテーマにあると思います。
以前から、イーストウッドの作品には、愚直なまでに自らの使命や責任を果たすことに拘る人物が多いのですが、この作品でも、父、母の責任を愚直なまでに果たそうとする主人公の姿がみてとれます。
そして、責任、使命を果たすとき、生じる悲劇。もしくは悲劇が生じても果たさなければいけない使命。使命を果たそうという意志を持つこと。信じること。そういったことを控えめに表現しています。
是非はともかくとして、観る側に色んな事を考えさせてくれるいい映画です。


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
コメント
この記事へのコメント
こんにちはv
奥の深そうなお話ですね。
実話だと思うと恐ろしいです。
最後はどうなるでのしょう・・・
2011/02/20(Sun) 21:58 | URL  | 桜 夢見 #fvuyely.[ 編集]
桜さん
自分の子供がある日忽然と姿を消す
親の気持ちは察してあまりあります

実話といえば北朝鮮の拉致問題とかすっかり日本社会は忘れているかのようですよね

本当に恐ろしいですね
2011/02/21(Mon) 02:59 | URL  | モクメ #Q2AT2zQA[ 編集]
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