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2012年08月06日 (月) | Edit |
1916年アメリカ映画サイレント。
戦争の悲劇を描いた反戦宗教映画。

あるところにヌルマという首都があり、民衆は王政によって平和に暮らしていました。
ある日、隣国との戦争が議会にて可決され、王の決済を待ちます。
王は重臣たちの意見を聞き、開戦を承認します
戦況が悪化するにつれ、どんどんと徴兵されていく民物資や食料も不足して行きます
戦争には消極的だったフェルディナンド伯爵は、軍艦の高官として赴任していました。フェルディナンド伯爵は、民間人の乗った輸送船に対しての撃沈命令に対し、良心の呵責に耐えかね反旗を翻します。そして自ら戦艦を沈めます。
フェルディナンド伯爵は、海に投げ出され生死の境をさまよいます。すると夢か幻か、黄泉の国の入り口で、フェルディナンド伯爵は、キリストに会い、神託を受けるのでした。
神がかり的に生き返ったフェルディナンド伯爵は、民衆に対し積極的に平和を説きますが、当局に危険な反逆者として投獄されてしまい……

予告編動画リンク

監督、トーマス・H・インス、レイモンド・B・ウェスト、レジナルド・ベイカー
原作、ヴィクター・L・シアーツィンガー
脚本、C・ガードナー・サリヴァン
出演、ハーシェル・メイオール、ホァード・ヒックマン、イーニッド・マーキー、ローラー・メイ、ケイト・ブルース

トーマス・H・インス監督は、草創期のハリウッドのパイオニアともいえる映画監督です。

解説には小津監督が愛した映画とあります。日本では大正6年に公開され、小津監督が映画を志すきっかけになったそうです。多感な14歳の時期の小津の心に響いたのでしょう。
サイレントながらも、スペクタキュラーな戦争映画で、その戦闘シーンには1910年代とは思えぬ迫力があります。
ただ、このWHD社版のDVDは、収録時間が短いバージョンで音楽も独自のものとなっています。そのため、どこまで当時の映画の雰囲気を再現しているかは分かりません。
偉大な映画だとは思いますが、DVDの仕様が少し残念です。ただ廉価で日本では未DVD化でしたので、DVD化したという意味では大変意義のあることだと思います。
この映画が製作された当時のアメリカ大統領は、民主党のトーマス・ウッドロウ・ウィルソンです。国際連盟の創設に深く関わり、ノーベル平和賞を受賞した人物です。そして、この映画は、そのウィルソン大統領の宗教観と政治観に共鳴して作られたもので、大変に宗教色の強い作品になっています


テーマ:DVDで見た映画
ジャンル:映画
コメント
この記事へのコメント
こんにちは^^

身体の具合はどう?
こちらは昨日今日と少しだけ涼しく過ごしやすいです。

映画ですが
これは戦争批判的な映画なの?
だとしたら日本でも大正六年に公開されているという事で
その頃はまだ大丈夫だったのかな・・・
もう少し経っていたらアウトだったよね?
2012/08/09(Thu) 11:15 | URL  | 桜 夢見 #fvuyely.[ 編集]
桜さん
当時の日本はデモクラティックな国を志向していたので
結構大丈夫だったのです
日本は海外のものや考えを積極的に柔軟に明治大正と取り入れてきました

日本が他のアジア国家と違うのはその為です
日本が欧米に植民地支配されなかったのは欧米を良く知っていたからなのです
2012/08/12(Sun) 16:41 | URL  | モクメ #Q2AT2zQA[ 編集]
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